WEC富士の予選日夜、P16にて小林可夢偉&脇坂寿一の座談会があり拝聴しました。
そこで、サーキットキャンプを盛り上げていこうという話しがあったので、わたしも一言!!
富士スピードウェイ内のサーキットキャンプは、もう十分盛り上がってますよー!!
その楽しさ、スペシャル感をわたしも多くの人に伝えたい、そして富士スピードウェイさんの手厚いサポートへの感謝の意も伝えたく、書きます。
富士スピードウェイキャンプの推移
2014年春、初めて富士スピードウェイにSuperGTを観に行くぞと決めたが、すでに周辺の宿は全滅。色々調べてみると、サーキット場内で車中泊やキャンプ泊ができるらしい。
当方、相模原市在住なので予選日にいったん帰宅し、決勝日にまた通うことも可能な距離ではあるのだが、時期はゴールデンウィークまっただ中。行くのも帰るのも行くのも帰るのも渋滞必至。かったるすぎる。よし、場内ステイしようと決意。
大人ふたりBRZで車中泊はキビシイので、キャンプ泊にしようと、イチから道具をそろえることに。キャンプ慣れした友人の力も借り、テント、タープ、寝袋などなど、一式をそろえ、事前に公園で設営の練習もした。
富士で場内ステイ、キャンプ泊をした人のブログ記事を読みあさり、GoogleMapの衛星写真で場内キャンプできそうな場所をリサーチ。結果、P15に駐車して、最終コーナー外側にある芝生エリアに張るのが良さそうという結論に。
2014年5月GT
夜中の2時に出発。GW中なのでこの時間でも東名は渋滞個所あり。4時過ぎに富士スピードウェイ到着。
レース開催中はサーキット場内が一方通行となり、P15に向かうためには東ゲートから入ったほうがスムーズなので東ゲートに着くも、ゲート前は当然いっぱいでP22の待機駐車場に誘導される。P22は既に車がぎっしりだが、それでもまだ何列かは並べられる余裕があるほどだった。
4時半ゲートオープンだったが、実際に場内に入れたのは約1時間後。場内でも渋滞があり、目的のP15には5:45に到着。駐車場はまだまだガラガラ。P15は予選日一日を通して満車になることはなかった。
キャンプエリア(富士スピードウェイが公式にキャンプエリアとしているわけではない。最終コーナー外側の芝生エリアを便宜上キャンプエリアと呼んでいる)もスカスカ。ヘタに区画の決められているキャンプ場よりもゆったりとサイト設営できるほど。
はじめてのサーキットキャンプ。お天気は上々。慣れないながらもテント、タープを張って、夜はBBQを楽しんだ。
気温は予選日、決勝日ともに、動いたり日向にいると暑いくらいだが、グラスタの日影は風が通って肌寒い。夜はかなり冷えた。5月のGTキャンプは車中泊、テント泊ともにしっかりした寝袋、防寒対策が必要だ。ちゃんとしたマットや寝袋を用意すれば、少し寒いくらいの気温は逆に寝やすい。
あと予選日夜にはいきなり強風の洗礼に遭う。友人の「ペグだけは良いものにしておけ」とのアドバイス通り、ソリッドステーク使ってたおかげか、タープもテントも無事だった。
富士山の麓、FSW場内でも高台になる最終コーナー付近のキャンプエリアでは、ときたま突風や強風に遭う。この年以降も何度か台風や突風、強風に遭遇している。富士スピードウェイ場内キャンプ泊では、ペグは良いものを使って、しっかりとペグダウンすることをおすすめする。
なお、キャンプエリア最寄りの13コーナーにはしっかりとした常設トイレがある。女性トイレは個室が4個だが、そんなに長々とは並ばずに済む。むしろ朝は男性トイレの方が並ぶ列が長い状況。まだキャンプ人口が少ない頃だったので、トイレットペーパーが切れるということはなかった。
2014年5月GTの様子はコチラ → SUPER GT第2戦 富士スピードウェイに行って来た
2014年8月GT
8月は5月より人出が少ないとの情報もあり、台風予報も出ていたので、5月より遅めの3時に出発。5時に東ゲートに到着。既にゲートはオープンしていて待機駐車場に誘導されることなく入場。しかしP15がまだ開いていなかったので、試しに向かってみた13コーナーPにスペースあり、駐車できた。ここからだとキャンプの荷物を運ぶのがとても楽。
キャンプエリアはやはりスカスカ。P15も予選日に満車はなかった。
予選日の朝・昼は曇りで、真夏だが過ごしやすい気温だった。夜から雨。少し肌寒いほど。タープのおかげで雨でもBBQ可能。
決勝日の朝は降ったりやんだり。なんとか止み間止み間に撤収できた。駐車場が近かったので撤収もとても楽だった。
決勝レースの時間に台風直撃。レースはスタートするも赤旗中断、再開後また赤旗でそのままレース終了となった。真夏だったがグラスタで雨風にさらされてとても寒かった。やはり富士ではどんな季節でも防寒必須。
2014年8月GTの様子はコチラ → SUPER GT第5戦Fuji観戦&台風の中での場内キャンプ
2015年5月GT
前年同様2時出発。この年は東名の渋滞少なく前年より30分早い3時30分に東ゲート待機駐車場P22に到着するも、待機列は前年より3列ほど後ろだった。
P15駐車場には6時に駐車。こちらも前年よりも埋まりがはやいように見えた。富士スピードウェイの公式ツイッターによると、8時45分には満車になったとのこと。
待機駐車場の埋まりもはやくなってきたし、パーキング競争が激化しはじめる。キャンプエリアもだいぶ埋まるようになってきたが、こちらはまだスペースに余裕はある感じ。
ただキャンプ組が増えたことで、夜中にトイレットペーパーが切れていたため、西ゲートのトイレにもらいにいった。以降、トイレットペーパーは念のため持参するようになった。トイレに並ぶ列も特に男性が長くなっていた。
この年は強風や雨に遭うこともなく、おだやかな晴れで過ごしやすい気候だった。ただし夜やグラスタの日影はやはり寒い。
2015年5月GTの様子はコチラ
→ スーパーGT第2戦 富士スピードウェイ その1
→ スーパーGT第2戦 富士スピードウェイ その2
2015年8月GT
2時30分出発。4時に東ゲート待機駐車場P22に到着。5時30分P15駐車。
8月はやはり5月に比べると人出が少ない。色々とスムーズだしスペースにも余裕があって良い。
ただしこの年の予選日朝は曇りなのだが、とにかく湿度が高くて蒸し暑かった。その中でのサイト設営はこれでもかというほど汗だくになった。
こんなんで夜テントで寝られるのか?と思ったが、夜はガラリと寒いくらいの陽気になった。富士の天候は複雑だね。寒いくらいのほうがテントでは快適に眠れるので助かったが。
2015年10月WEC
この年からWEC富士も場内キャンプで観戦するようになった。
富士スピードウェイでは、SUPER GT と WEC(世界耐久選手権)が、予選日から決勝日にかけて場内ステイ、場内キャンプが可能なレースとなっている。(のちにスーパー耐久24時間FSWも可能となる)
WEC富士はGTと比べると、場内駐車場もキャンプエリアもガラガラと言っていいほどで、のんびりとキャンプができる。トイレに近い人気のエリアでも余裕で空いている。
気温は低めだが、3シーズン寝袋でもウェアやカイロなどで工夫すれば、大袈裟な装備はなくとも過ごせるくらいだ。
2015年10月WECの様子はコチラ → WEC(世界耐久選手権)をキャンプで観戦
2016年5月GT
テレビ東京のSUPER GT+で富士スピードウェイ場内キャンプが紹介され、この年から一気に混雑するようになった。
例年より30分早めの1時30分出発。途中東名渋滞ひどかったが3時には東ゲート待機駐車場P22に到着。この時点でP22はギリギリの状態。ここに入れないと路駐待機などになって落ち着けないだろう。
4時30のゲートオープンは30分早まり4時に。とは言えP22からだと実際に入場できたのが5時。そして更に、P15が西ゲートの待機駐車場となっているため、待機列がはけないとP15がオープンしない。だいぶ待って、ようやく6時過ぎにP15駐車。
キャンプエリアもだいぶ混雑するようになった。13コーナー側から埋まっていたスペースが、最終コーナー近くまで埋まるようになってきた。
予選日は薄曇り、気温は例年通りだったが、決勝日の夜中から嵐に見舞われる。大雨&雷&突風。富士の5月は突如として荒れることがあるので、それなりの装備と覚悟の上、本当にペグは良いものを使って、テントもタープもしっかりペグダウンして欲しい。
ちなみにウチはこの強風でテントが破損した。その他は無事で、朝には嘘のように晴れ。最高のレース日和となった。
2016年5月GTの様子はコチラ → 大変だった嵐のFSWキャンプ
2016年8月GT
8月は例年5月よりも空いているので、この年もゆっくりと3時30分出発、5時到着。しかし、P15の待機駐車場もそんなに混んでないはずなのにオープン待ちとなり、P15に駐車できたのは6時。
P15もキャンプエリアも余裕あり。8月のGTはホント色々余裕があってよい。
2016年8月GTの様子はコチラ
→ SUPER GT Rd.5 富士スピードウェイ(予選日)
→ SUPER GT Rd.5 富士スピードウェイ(決勝日)
2016年10月WEC
WECが富士で開催されるようになってから初めての晴れ。天候のおかげもあり前年よりも観戦者数もキャンパーも増えているようだが、やはりGTに比べたらスカスカでのんびりしたものだ。
ゲートオープン5時30分のところ、7時30分くらいに到着してギリギリ13コーナーPに入れたくらい。
天気がよかった分、放射冷却があったのか、夜間や決勝日の朝は前年よりも冷え込んだ。が、やはりカイロや普通にダウンコートなどでの対処で済むくらい。特別な冬装備はなくてもいける。
2017年5月GT
前年の5月は3時に着いて東ゲートの待機駐車場がギリギリだったので、今回は更にはやく0時に出発。2時にP22に到着したが、この時間でもギリギリとなった。ただしこの年の待機駐車場の並ばせ方は隙間を多く作る形で、駐車可能台数が例年の3分の2くらいだったのではないか。結局、待機駐車場に入れなかった車が路駐待機することに。
入場後もまた西ゲート待機駐車場となっているP15のオープン待ち。5時30分にP15に駐車できた。
キャンプブームもあり、キャンプ組爆増。いよいよキャンプエリアのスペースもなくなってきた。うちもかなりP14寄りの辺りになんとか設営できた。
SUPER GT+でキャンプ観戦の様子が紹介されたりもして、富士スピードウェイとしても場内キャンプ泊は歓迎しているよう。場内の常設トイレをすべてウォシュレットに換えてくれたり、夜中にもトイレットペーパー補充と、ゴミの回収をしてくれるようになった。
トイレットペーパー切れの心配がなくなったのは助かる。ただし、キャンパーが増えたのでトイレ待ちも長くなった。あとお湯は出ない。寒い時期や時間の歯磨き・洗顔はちょっと辛い。
2017年5月GTの様子はコチラ → GT富士キャンプがえらいことなってんで!!
2017年8月GT
この年は鈴鹿1,000kmの観戦に行くため、夏の富士はお休みした。奇しくも最後の鈴鹿1,000kmレースとなったが、とても楽しめた。
2017年10月WEC
この年はWECもお休み。雨や濃霧による赤旗中断等、現地観戦者はかなり辛いコンディションだった模様。
2018年5月GT
天気大荒れ。大雨の中0時に出発。2時にP22到着。天候が天候だったのと、並ばせ方が元に戻っていたのとで、P22の空きはまだ余裕だった。ただし大雨で外にも出られずひたすら車内待機。荷物たっぷりでシートも倒せずゲートオープンまで3時間近く待機は辛かった。
入場後もまたまたP15がなかなか開かず、場内道路に大渋滞つくって待機。もうエンジンも切って待つ。
途中、係員が、並ばずに右側車線を走って他の駐車場に行くようアナウンスして回っていた。ゲートオープン後もどんどんP15に待機車両を入れているので、いつ開けられるかわかりませーん、とのこと。雨だしゲートオープン時間に合わせて到着しようという車が多かったのかな。しかし、そんなこと言われてもキャンプするにはP15に止めなきゃなので、「大丈夫でーす。待ってまーす」と笑顔でかわしひたすら待機。
その後、思ったよりも早くP15は開いたのだけど、先頭の方に並んでいた車には、並ばないようにと、強制的に場内に行かされた方もいたとか。ほんと毎年、オペレーションの徹底不足で、係員の当たり外れでワリをくってしまう人がいるのどうにかして欲しいな。
とりあえず土砂降りの中、タープを設営。そこで激しい雷も発生したため、テント設営は場所だけ確保して保留。しばし駐車場で車内待機。
その後雨はあがったものの、FSW名物、雨があがるとヤツが来る、白い悪魔の霧に覆われ、F4やらGTプラクティスやらが軒並みディレイや中止となる。
寝て待つか飲んで待つか。飲んで待つ!
キャンプエリアの変化と言えば、13コーナートイレ裏に、食器洗いなどが出来る流し台と、簡易トイレが設置された。
空いてれば場内のどこでもキャンプしていいよ。直火じゃなければBBQもいいよ。特にキャンプ泊だからって追加料金とかいらないよ。逆に宿泊なら駐車場代は最初に入場したときの1回分でいいよ。
なんて国内の他のサーキットではありえないほど富士スピードウェイの懐は深い。キャンプウェルカムで、夜中のゴミ回収、トイレットペーパーの補充をはじめてくれただけでなく、流し台や簡易トイレまで増設してくれるなんて。
もう心苦しいから、協力金とか入れる箱おいてくれたら、いくらか払わせてもらうわーーー。
だからこそ、利用者もFSWには迷惑をかけないように、今後も今まで通り場内キャンプをさせてもらえるように気をつけたいですよね。
一番気をつけなくてはいけないのが、やっぱり火の取り扱いかな。火事が出たら、さすがに今まで通りとはいかなくなってしまうでしょう。あと、テントやタープが密集する場所で幕類を飛ばせてしまったりすると、他のキャンパーが怪我をするおそれもあるので、ペグダウンもしっかりして欲しい。
エリアが混雑してくれば、騒音やタバコ、焚火の煙や飛び火などで、周囲の人が迷惑と思うことも増えるでしょうから、みんなでマナーも意識したいところ。
・・・なんて偉そうに書いてますが、実はこの年、BBQに招いたゲストが夜中まで大声でしゃべってて、近所の方からクレームを受けたんですよ。詳しく書くと愚痴だらけになるので控えますが、自分がしっかり注意できなかったのがいけないなと、未だに後悔しています。これからはそういうことが無いよう、自分もより注意して過ごしたいと思います。
2018年6月S耐
なんとこの年からスーパー耐久富士は24時間レースとなり、予選日から決勝日にかけての場内ステイも可能になりました。ってことでさっそくS耐でもキャンプ。
6時出発、8時到着。P15はGTの時のように待機駐車場となっていて、この時点ではまだ開いていなかった。13コーナーPも満車だが立入り禁止にはなっていなかったため、とりあえず通路に頭を突っ込みキャンプ道具をおろす。そうこうしているうちにP15が空いたので車を移動。少しだけ荷物運びが楽できた。
24時間レースということは、夜中もずっとコースをレーシングカーが走ってるわけですよ。ニュルやル・マンのイメージですよ。そりゃキャンプ泊組も増えるってもんで、天気もよかったしWECよりも盛況だった。が、やはりGTほどではないので、キャンプエリアとしては十分余裕あり。
更に設営済みのテント泊&BBQセットのチケットなども売り出し、富士スピードウェイはますます場内キャンプウェルカムな状況。
更に更に夜にはキャンプファイヤーや花火まで。当然コースではずっとレースが続いていると。もうアドレナリン出まくだ。これは素敵なレースイベント。
2018年6月S耐の様子はコチラ → スーパー耐久シリーズ 富士SUPER TEC 24時間レース
2018年8月GT
待機駐車場の埋まりがどんどん早まっているため、こちらも到着時間をどんどん早めてきているのだが、そうなるとシートも倒せないBRZでの待機時間がどんどん長くなるわけで、これはキツイなと、この回はじめて前のり+簡易テントで車外仮眠することに。
19時出発、夕食も済まし21時半に東ゲート前到着。ぎりぎり待機駐車場ではなくゲート前に止められた。その後22時にはゲート前は満車となった。
東ゲートエリアの端っこにポップアップテントを張り仮眠。車内待機より全然楽だった。
4時30分のゲートオープン時間が30分早まり4時に変更になる。とは言えいつもの待機駐車場からだと、そこから更に1時間ほどしての入場となるが、ゲート前からだとオープンから15分程度で入場できてしまう。
いつもならP15を目指すがゲート前からだと13コーナーPが狙える。余裕を持って13コーナーPに駐車できた。これも前のりの良いところだが、早く着きすぎてまだ薄暗い中でのテント設営はちょっと大変だった。
初のGT富士500マイルレース、夏でも混むかな?と思ったものの、P15やキャンプエリアの混雑具合は例年の夏のGTとあまり変わらなかった。
決勝レースは暑くて暑くて熱いレースだった。予選日、決勝日ともに場内を救急車が行くの何度かあったが、やはり暑さで体調をくずす方が多かったのだろうか。わたしは意識して水分と塩分を摂っていたので問題なかったが。
富士スピードウェイ場内の自動販売機は、グラスタ裏以外すべて売切れになることも多いので、自分で用意したり、グラスタを離れる時には1,2本買ってから持って歩くのが良いですよ。
2018年8月GTの様子はコチラ
→ SUPER GT富士500mileレース-前乗りから予選日
→ SUPER GT富士500mileレース-決勝日と帰りの渋滞
2018年10月WEC
ソロキャンでP15駐車だと荷物運びが大変なため、13コーナーPを目指し4時30分出発。ゲートオープン5時30分のところ、6時15分くらいに到着して余裕で13コーナーPに入れた。
今年もWECは雨予報。はじめてテントをタープの下に張った。気温もだいぶ低め。ワークマンのイージスオーシャンが大活躍。防寒はもちろん雨でグラスタのシートが濡れてても気にせずそのまま座れる。
例年どおりWECではP15もキャンプエリアも余裕で空いている。最近のキャンプブーム、冬キャンも推しているし、サーキットキャンプ体験がしたければ、混み混みのGTよりもWECがいいんじゃないかな。
2019年5月GT
前回の前のりが楽だったので、今回も東ゲート前狙いで。8月より5月のほうが埋まりが早いと聞いたので、思い切って午前中10時に自宅を出発。食事をとったり渋滞にあったりで12時45分に東ゲート前到着。この時点でゲート前は既に3分の2ほど埋まっていた。
せっかく早く着いたのだからと、歩いて一般入場。普通にひとり1千円かかります(笑)。シャトルバスも走っていないので、ひたすら坂道をのぼってパドック到着。すると、搬入日ならではご褒美が。無料無限ピットウォーク状態で、車検に行きかうGTカーを眺めたり、タイヤ交換練習やドライバー交代練習を目の前で観ることができた。最高の時間じゃん!!
夜は今回もゲート前の端っこでポップアップテントを張って仮キャン。ゲートオープン後スムーズに13コーナーPに駐車完了。5時には設営が終わっていた。前のり最高だ。
自分たちは前のりで楽できたが、夜中到着組はだいぶ大変だった様子。東名の大渋滞に待機駐車場の満車、場内入ってもP15の開き待ち。設営場所の確保。5月のGTキャンプ観戦は相当覚悟と根性のいるものになってきてるな(汗)。
2019年6月S耐
2年目となるスーパー耐久24時間富士。1年目の評判が高く、GTの混雑もあって、S耐24でのキャンプ組が増えているようだ。前日から西ゲートに並んでいる人からの情報では、17時で西ゲート前は満車となったそう。
それを聞いて13コーナーPは諦めたのだが、それでも最初の予定どおりに3時30分出発。ゲートオープン7時のところ、5時15分に東ゲートに到着し、待機駐車場のP22へ。待機列4列目。(写真は5時半の東ゲート前)
GTのように場内一方通行ではないので、13コーナーPやダンロップPに向かいたい人は最短距離で西ゲートに並ぶが、わたしは13コーナーPを諦めP15を目指すため、そしてP15はまた西ゲートの待機駐車場が解除されないと開かないため、東ゲートから入って左まわり、そのまま左車線でP15空き待ち列に並べるようにした。
あとGTでは東西各ゲート前がいっぱいになったら直ちに待機駐車場への案内となるが、S耐ではなかなか係員が来ず、ゲート前からあぶれた人たちはしばらく路駐で様子をみるしかなかったらしい。
初年度と比べて急に前のり組が増えてしまったので対応が追い付かなかったのだろう。ゲートオープン時間も30分早めたり前向きな対応はしてくれているので、来年はちゃんと対処できるのではないかしら。まあ、24時間ずっとレーシングカーが走っているのだから、テントやベースキャンプからコースが観られる場所をなんとかして取りたいと、前のりしてくる人が増えたという事情もよくわかる。
ただ、ちょい昔のGTのようにP15もキャンプエリアもずっと空きがあったので、これはのんびり到着した方が正解かもしれないと思っている。次はそうするつもりだ。
ちなみに今回は初めての場所にキャンプを張った。体調いまいちでP15からいつものキャンプエリアまで荷物運ぶのがしんどかったので、P15内の西ゲート寄りの土手に張ってみた。コースの様子はまったくうかがえないが、平らだしトイレもそう遠くないし荷物運び楽だし、ポイントとしては悪くなかった。
ホント、場所空いてればどこでもキャンプ張っていいよ~、というFSWの懐の深さに感謝だ。
2019年8月GT
今回も前のり。10時30分出発、昼食済ませ、13時15分東ゲート到着。この時点で東ゲート前は4分の1ほど埋まっていた。やはり5月よりは少ない。
写真は18時30分のもの。東ゲート前はまだ余裕あり。
そして今回もゲート前に車を置いて一般入場、灼熱の場内を歩いて登って無料無限ピットウォークを楽しみ、翌日はゲートオープンとともに入場、荷物運びの楽な13コーナーPに駐車し、キャンプ設営エリアもトイレに近い楽な場所で。前のりはわたしにはメリットしかない。
2度目のGT富士500マイルとなったが、入場者数は初年度とほぼ変わらず6万人ちょい。300kmレース時代と比べると5千~1万人増とはなっているが、5月と比べると3万人強少ない。やはり8月は駐車場、キャンプエリアともに余裕があって良い。
2019年10月WEC
3時30分出発、下道R246で寄り道なし、FSW西ゲートに5時05分到着。既に西ゲート前は満車でP15待機駐車場に入る。待機列は2列目中くらい。西ゲートのトイレに行って、5時30分のゲートオープンを待つ。
余裕で13コーナーPに駐車。
久々の雨ではないWEC(決勝日は少し降られたけど)、しかもやけに暖かい陽気ときたもんで、キャンプ組も多い。それでもやはりP15もキャンプエリアもスカスカ。
夜もパーカー一枚羽織るくらいで過ごせてしまった、暖かくて楽なWECだった。
2019年10月WECの様子はコチラ → WEC富士2019
2019年11月DTM
なんと今年はもう一戦、FSW場内キャンプ泊可能なレース、DTM交流戦が!FSWに年間で何泊する気かね。
ただ、このレースはさすがに11月だし冬キャン装備を持っていないので、当初はキャンプはせずビジネスホテルを取る予定だったのだが、結局空きがなくキャンプすることに。
2時30分出発、4時東ゲート到着。P22待機駐車場10列目くらい。ちょっと昔の5月のGT並みの混み方かなー。ここからじゃ13コーナーPは無理かなー?とダメもとで行ってみたら止められた。
しかも車止めた場所のすぐ近くが空いてて、キャンプもそこに張ったので荷物運びもめっちゃ楽だった。
さて、本格冬装備なしでのキャンプ、一応安めのダウンシュラフを買い足し、もともとあるシュラフと二重にして、あとは服装とカイロでなんとか。と思って挑んだのですが、冷え込みもそこまで厳しくなかったので、今回はこれで普通に快適に過ごせました。
まとめ
こんな感じで、自分がFSW場内キャンプし始めてからの様子を速足で紹介してみたが、あらためて富士スピードウェイって良いサーキットだなと思う。素晴らしい体験をさせてもらっている。今後も楽しく場内キャンプできるよう、FSWにとってもキャンプ泊の入場者数が増えて嬉しいと思ってもらえるよう、マナーを守るのはもちろん、感謝の気持ちをもって、紹介記事なども書いていこうと思う。