箱根湯本のホテル南風荘

宿泊施設

箱根湯本のホテル南風荘に泊まってきた。日帰り温泉めぐりも大好きだが、数年に1回、豪華な露天風呂付き客室に泊まるのが、贅沢な楽しみなのだ。今回はついついドライブばかりで宿泊をすることの少ない箱根を選んだ。箱根はさすがにお値段が高い。でもたまの贅沢なのでよしとするのだ。

相模原から箱根へは、座架依橋を渡ってR246へ。そこから小田厚を使うのが一番スムーズだが、たまに東名にのって御殿場からアプローチしたり、R246からR129に抜けて国道1号や西湘バイパスをのんびりドライブしながら行くことも。

しかし箱根湯本は、国道1号から1本中にはいると、うねりやアップダウンの激しいめっちゃ狭い道も多いため、車をおいて小田急ロマンスカーで、旅情を楽しむのもいいかもね。

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予約を入れる際に、ネットで南風荘のクチコミをチェックしてみると・・・。

・ 建物が昭和の団体旅行向けのようで古臭い。
・ 建物が大きすぎて通路も迷路のように入り組んでいるので移動が大変。
・ 部屋に宴会のカラオケが響いてうるさかった。
・ 夕食のボリュームも味も物足りなかった。

などなどマイナスの評価も多くてちょっと心配だったのだが・・・。

行ってみればなんのこともない。確かに館内は迷路のような雰囲気はあったものの、団体旅行客の騒がしさやカラオケが気になることもなく、ご飯もお腹いっぱいになった。

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ホテル南風荘では露天風呂付き客室がいくつかある。本当は「風の庵・純和風特別室」という部屋に泊まりたかったのだがあいにく満室で、別館の和モダンスタンダードツインとかそんな感じの部屋になった。別館だったので、それもまた団体客が気にならなかった要因かもしれない。

部屋は禁煙ルームをチョイス。お洒落で落ち着いたデザインだった。間取りは、リビング+和室8畳+2ベッド+露天風呂+トイレ。

部屋のドアを開けるとまず広い玄関にびっくり。その玄関口にやはり広くて清潔なトイレがある。

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そしてもう一つ引き戸があり、それを開けると室内となる。新しくピカピカの琉球畳が敷かれたベッドルーム部分と、その先にフローリングのリビング部分。そしてその先に露天風呂とつながっているウッドデッキ部分となっている。

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電気ポットや氷水の入ったステンレスポットなどの設備も充実。リビングにはソファもあり、ウェルカムお菓子もたくさん。テレビも大きく、照明もおしゃれだけれど落ち着きがあって、ものすごく居心地の良い部屋だった。

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さて、最大のお目当てであった客室の露天風呂はというと。少々こぶりな円形の陶器風呂で、ゆったり足を伸ばしてくつろげるというサイズではなかった。それでも少々ボリュームのある体形の大人2人が普通にしずめるサイズではあった。

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そしてこの露天風呂、なんといっても明るさや色合いが良い。夜に灯篭の間接照明のもとでしずむのも癒し効果があるし、朝や昼間の白く明るい中でお風呂につかるのもとっても気持ちが良い。

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お風呂からそのままウッドデッキに行き来することもでき、暖かい季節ならそのままデッキチェアーでひと涼みというのもオツだろう。ただし、この部屋の立地では、斜め前に「ホテルおかだ」が建っているいて、距離も人の動きがわかるくらいの近さのため、まっぱでウッドデッキをウロウロというのは少々はばかれるのだが。

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露天風呂にはウッドデッキからも入れるが、当然部屋からも出入りができる。部屋からの動線には、脱衣所兼洗面台があり、その先にシャワースペース、そして露天風呂へとつながっている。

脱衣所兼洗面台スペースもかなりゆったりとした大きさで、ここもモザイクタイルや照明がお洒落。シャワースペースもあり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーが置いてある。化粧水などのアメニティも充実しているので、いっそ手ぶらで宿泊もできるくらい。

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食事の内容も紹介しておこう。クチコミではボリュームがなかった等のマイナス評価もあったが、わたしはじゅうぶんにおなかいっぱいになった。でも旦那はんはご飯のお代わりをもらっていたので、ちょっと物足りないくらいだったのかな。

夕食は宿泊プランや部屋によって、食事の場所が違うようで、部屋食かレストランか、専用個室の食事処となっている。うちの宿泊プランでは専用個室「風の蔵」という、掘りごたつのテーブルがそれぞれ壁で区切られた、居酒屋の個室のような雰囲気の場所での食事だった。これもくつろぎながらゆったりと食事ができてよかった。

強いて気になる点をあげるならば、オーダーしたお酒が出てくるまでが、たびたび時間がかかっていたというところか。呼び出しボタンを押してから、係りの人が来てくれるまでもちょっと遅いような。まあ、のんびりするための旅行だから、そこまで気になる遅さではなかったが。

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写真はテーブルに最初にセットされていたのを撮っただけで、あとは食べる飲むに夢中で写真なし。献立表も用意されていて、もらって帰ってきた。献立表によると、この日食べたメニューは以下のとおりだった。こういったホテルでは珍しい蝦夷鹿などの食材も使われていて、舌も好奇心も満足できる良い食事だった。

 
名残の献立 特

食前酒  梅酒柚子香り 口柚子
先付   海鼠の塩辛親子和え 青味
一息   日の丸豆腐 芽葱 本日の御出し
寿の物  千枚蕪巻 アボガドソース添え
吹寄前菜 フード鉢盛り 季節の酒の肴
脇皿   一の字鮑の煮貝
御造り  小田原地魚から 本鮪 湯霜鯛 叩き鯵 檸檬〆寒八 四種盛り他
冬の鍋  麹味噌海鮮鍋 魚介類 季野菜
揚物   帆立進上湯葉東寺揚げ 季野菜 ヒマラヤ岩塩
グリル  蟹甲羅焼き蟹味噌風味 パプリカソース焼き
蒸鉢   蝦夷鹿合挽シュウマイ風
御食事  茸の炊き込み御飯 御供
止め椀  御麩 三つ葉
香の物  季節の盛り合わせ
水菓子  開き膳三種盛り季節柄

 
ちなみに、翌日の朝食はレストランでビュッフェか、同じく個室にて朝食膳かを選べたので、朝食はビュッフェを選択した。こちらも朝からお刺身あり、エビチリなどもあり、大満足な品ぞろえだった。箱根はどうせ観光地だし、食事(味)はそんなに期待できないだろう、と思っていたのだけど、夕食はもちろん、朝のビュッフェでも何を食べてもおいしくてびっくりした。目から鱗というか、嬉しい想定外というか。この旅行で箱根での食事の印象がかなり変わった。

 
最後に、ホテル南風荘の感想は高評価ではあったのだけれど、やっぱり露天風呂付客室に泊まるのならば、日にちをずらしてでも「風の庵・純和風特別室」をとるのが正解だと思う。その点だけが後悔が残る。だって、そっちのお風呂ってば↓こんななんだもん。うちが泊まった部屋とは段違いだ・・・。これと比べさえしなければ、十分満足だったんだけどさ。

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最後の写真は、「温泉ハルカ」というブログの記事からお借りしてきた。この部屋の詳細も書かれているので、ぜひそちらも参考にどうぞ。

 

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