スーパー耐久24時間富士スピードウェイ2021

24時間レース キャンプ

今年で4回目の開催となるスーパー耐久シリーズ富士24時間レースに今回も行って来ました。初年度から皆勤賞です。

■目次
1. 富士スピードウェイ到着まで
2. キャンプ設営
3. 13コーナーキャンプエリア利用者は荷物を運んでもらえる!?
4. グラスタに簡易テント設置
5. ルーフトップパス
6. レーススタート
7. 早めのBBQで事件発生!!
8. 来年は・・・
9. 花火
10. 大注目の水素エンジン自動車
11. 夜明け
12. リペアエリア
13. パルクフェルメ

富士スピードウェイ到着まで

最近のルーティンになってる流れ、4時半過ぎに家を出て、下道246で松田駅に向かい、辻堂から始発でやってくる友達をピックアップ。

そこからコンビニなど寄りながらのんびりFSWに向かうと、ゲートオープンの7時を少し過ぎた頃に到着。そうすればスムーズに入場できる・・・はずだったのだが、東ゲートは待機駐車場に並んだ車が多かったようで、7:23でまだまだ渋滞。

その後P22の待機列が捌けたあとは、するするっとスムーズに進んで、7:45にはP15に駐車できた。

キャンプ設営

ここも最近のお約束の場所になってる、P15の片隅に今回もキャンプ設営。もう上の芝生エリアまで荷物持ってあがるの大変でね。

だが、先のGTの時にはこのエリアも人気で、10組ほどのご近所さんが居たのだが、24時間レースではやはり、コースが見えるエリアが好まれるようで、今回は少し離れた所に一組様が入っただけだった。

13コーナーキャンプエリア利用者は荷物を運んでもらえる!?

GTの記事で2回ほど、13コーナーキャンプエリア専用駐車場がP15の奥まったところで、せっかく有料サイトなのに荷物運び大変そうで、FSW気が利かないなー、と、大きなお世話なことを書いた。
withコロナのSUPER GT観戦
2021年SUPERGT第2戦FSW

しかし、今回はスタッフが専用駐車場に待機していて、有料キャンプサイト利用の方と、その荷物をバンに乗せてサイトまで送迎していた。気が利くーっ!スバラシイ!!

これは多分、あれだね。FSWではなく、S耐が、スーパー耐久機構(STO)が気が利くんだね。うん、STOはホント色々とファンが望むことを実現してくれてると思う。ありがたい。もっとがんばれGTアソシエイション。

グラスタに簡易テント設置

いつも我が家の別宅(コールマンポップアップテント)に泊まる友達は、今回うちの隣ではなくグラスタに陣取ることを選択した。

FSWのグラスタには、レジャーマットや簡易テントを置くことが認められているグリーンゾーンが、30箇所ほど設けられているが、やはり人気の場所なので争奪戦も激しい。

なので、S耐では場内一方通行の規制もないし、東ゲートからそのままクルマでグラスタに直行して友達とテントを落とすという、反則ギリギリ(レギュレーションにダメとは書いてない)のストラテジーで、難なく場所取りは成功。

わたしも荷物を置かせてもらったりしたが、本当に便利だった。寝泊まりするにも、トイレも水場も飲食店もすぐそこにあるし、来年はわたしもグラスタの住人になろうかと思っている。だからケシュアのポップアップテント買おうかなとか(笑)。

しかし、24時間レースならではの、夜間でもすぐそこを人が行き来するというのは、ちょっとストレスを感じるポイントかもしれない。女子だし。それは慣れるか割り切るか。

ただ、多くの人が心配するであろうエキゾーストノート、あの爆音の中で眠れるの?という疑問は、多分モタスポファンならなんら問題ないことをわかってもらえると思う。あの音聞きながら眠るのは気持ち良いのだ。むしろ快適なくらい。f分の1のゆらぎかな。

ルーフトップパス

残念ながら今年もAパドックには立ち入ることが出来なかったが、ルーフトップパスという、ピットビルAの屋上とBパドックに入れるチケットが販売された。それならば少しでも多く楽しむために購入しよう。と思ったら、誕生日プレゼントでと、友達が用意してくれてた!感謝!ありがとう!!

ピットビルAの屋上にあがるのなんて何年ぶりだろー?富士のピットビルは高さがあって、ピットレーンまでの距離が遠いので、そんなにありがたみを感じないんだけど、久しぶりだからすっごく新鮮だったわ。パドック側に来れる、ピット作業が真上から見られるって、こんなに嬉しいことだったのね。

レーススタート

15時。いよいよ24時間レースのスタート。

やっぱりレーススタートはグラスタで観るのが好きだ。GTと異なりS耐は全席指定ではないので、気の向くまま好きな場所で観戦できるのも良い。

早めのBBQで事件発生!!

花火や夜間走行の時間を長く楽しめるようにと、早めのBBQを計画。グラスタでレースを30分ほど観て、さっさとベースキャンプに戻り準備をすることに。

が、ここで事件発生!!!

肉を解凍するためテーブルの上に出して、水を汲みに行っている隙に、カラスに肉を奪われた!!!!

そういやこれまでBBQは暗くなってからだったし、誰かしらサイトに人は残ってたし、まわりでキャンプしている人も多い中でだったから、完全に油断してたわ。

明るい中、まわりに人がいない状態で、タープの下とは言え見える場所に肉を出して置いたのは大失敗でした。ちょっとええ牛肉と、豚バラと、イカゲソが、それぞれ小分けにしてたジップロック袋ごと持ってかれた。

水場から帰って来たらウチのキャンプサイト上空で、カラスとトンビがドッグファイトしてたわ。カラスがタープ下から盗み出した肉を、トンビが掠め取ろうとしてるらしい。みんなたくましく生きてるなぁ・・・。

シロコロ好きの友達のために多めに持ってきた生モツは、重くて袋ごと持ち去ることが出来ず、その場で突いて食べてたみたい。無残な姿で残されてたわ。あと、糠漬け入れた袋もちょっと突いて残してあった。おしんこはお気に召さなかったようだ(笑)。

とりあえずクーラーBOXに入れてて無事だったソーセージ数本とエリンギ、ポップコーンで質素なBBQを(´_`。)グスン。

来年は・・・

持ってきた食材の喪失という、GTキャンプだったら大惨事になるとこだったが、S耐24時間レースでは、夜間営業の飲食店も多いので、事なきを得た。

でも怪我の功名で、焼く肉がなくなってBBQが短時間であっさりと終了した分、再度グラスタ等に行って、レースを楽しむ時間が増えた。夜間営業している屋台のサーキットグルメも楽しめたし。

で、いっそのこと来年からS耐24時間レースでは、BBQをやめてしまおうかと思う。食事やつまみはいつでも屋台で調達できるし、キャンプの荷物をかなり減らせるし、サイトで過ごす時間が少なくなれば、場内を歩き回る機動力もあがる。

よし!来年はわたしもグラスタの住人になって、近くの屋台で食事を調達しつつ、最小限の仮眠で、最大限24時間レースを観続けようと思う!!
(๑•̀ㅂ•́)و✧

花火

S耐24時間の名物のひとつ、花火。これまでは眺めるだけだったが、昨年から一眼での撮影にも挑戦している。花火撮影は露光時間の設定や三脚の準備などもあるが、なにはともあれ撮影ポイントが大事!

ということで、これまでの知識やルーフトップパスなど、持てるものを最大限活用して、事前の下見もして決めたのが、ピットビルA屋上のアドバンコーナーを見渡せる位置。

場所取り競争も激しそうなので、早めに行って三脚を立て、花火が上がるまでは長時間露光で光の軌跡などを撮りつつ、準備万端にしておいた。

そしたら、雨降ってきた〜(´;ω;`)ブワッ

屋上には屋根もあるのだが、この、ちょうど前衛的な(?)三角になった屋根の場所で、ギリギリ屋根の恩恵にあずかれない。

でもまあ、そこまでひどい雨ではなかったので、人もカメラも耐えられ、無事に花火も打ちあがったのだが、雲がひく~~~いっ!!!

せっかくいい場所取って待機してたのにー。花火はすっぽり雲の中。高く上げる大玉になればなるほど、何も見えませ~んヾ(。>﹏<。)ノ゙

花火はまた来年に期待。

大注目の水素エンジン自動車

2021年スーパー耐久24時間レースの一番の注目は、やっぱり水素エンジンを載せたカローラスポーツだろう。モリゾウ(トヨタ自動車豊田章男社長)の鶴の一声、あるいは肝煎りでスタートしたプロジェクトだ。

昨今、カーボンニュートラルが叫ばれる中、アホな政治家がレジ袋を有料にしたり、無知な政治家がヨーロッパに右倣えですべての車を電気自動車にしろと言ったり。

まあ確かに電気自動車へのシフトは世界中で猫も杓子もな状態だけれど、自動車がすべて電気自動車になったら、本当にCO2排出量は減るのか?そりゃ車から排気ガスはでないよ。でも、その車を走らせるための電気、それ作るに火力なら当然CO2排出はある。じゃあ、太陽光発電にすればいいって?山削って本来CO2を吸収してくれる木を切り倒してメガソーラーを作るの?なんて本末転倒な。わたしは原発が最適だと思うんだけど、みんな原発嫌いでしょ?

とまあ、つい熱くなってしまったけれど、この煮えたぎる思いがモリゾウさんにもあったのだろう。そこで、すべて電気自動車にする未来は本当に正しいのか?と疑問を投げかけ、もっと多くの道を模索していく必要があるのではないか?と一石を投じたのがこの世界初、水素エンジンを搭載したレーシングカー、ORC ROOKIE Corolla H2 concept だ。

ん?水素燃料ならトヨタにはMIRAIがあるし、すでにMIRAIはラリーでレース出てるじゃんって?お、色々よくご存じで。しかーし、同じ水素を燃料とした車でも、MIRAIのFCEVと、水素エンジンはまったく別物。今回、カローラスポーツに積まれた水素エンジンは、臭くはないがうるさくて速くてエクスプロージョンなのだ!(笑)

まあ、早く言えば普通のガソリン車のように水素を給油(給水素)。それをインジェクターでシリンダーヘッドに噴射し爆発させて、ピストンを動かし動力とする。電気を使ってモーターを動かして走る車とは違う。これまで通りのガソリン車と同じ機構だ。と書くと、え?これまで通りのエンジンと同じなの?じゃあそれって珍しいの?珍しくないの?と思ってしまうかもしれないが、まあ、とにかく世界初なんだってばよ。

そんなレーシングカーがこのS耐24時間レースでお披露目となるのだから、車業界だけでなく、各メディアも大注目で、珍しくサーキットにNHKや民放、各報道関係者が大挙して押し寄せた。その後数日はテレビで話題を目にしたり、Yahoo!ニュースなどでも一般のトピックスとして記事を見たり、モタスポファンにしてみたら、なんとなく嬉しいようなザワザワするような、そんな日々を過ごしたのではないか。なんにせよ、そのくらいインパクトのあるレーシングカーのデビューだったのだ。

注目はトラブルなく24時間走り切れるのか、というのももちろんだが、水素エンジンとはいったいどのような音がするものなのか、また、給水素はどのようにおこなわれるのか?という点も大きな関心を呼んでいた。

関係者やメディアパスを持っていないと、AパドックおよびピットビルBには行けないので、わたしは間近で給水素の様子を見ることはできなかったが、ピットレーンから一度パドック側に出て、給水素トラックに車を横付けしての作業は、遠目で見ても珍しいものだった。安全面を考慮しての付帯作業もあり、一度の給水素でかかる時間は、まだまだ長いなと感じるほどであったが、この点についてもズンズンと改善が進むのだろう。

あ、ちなみに水素エンジンの音は低めだった。記事によっては甲高いと表現しているところもあり、音痴で音程皆無なので自信はないが、他の色々なレーシングカーの音を聞いてきた中では、低いと思った。

下の動画は2021年4月28日に行われたスーパー耐久テスト走行の際に撮ったもの。まだカラーリングも終えてない水素エンジンカローラの走行の様子。ちょうど1台のみでホームストレートを通過したので、音はよくわかるかと。

夜明け

夜を徹したチームスタッフやメカニックたちも一番眠くなる時間帯、そして一番寒い夜明け前。今回はがっつりBBQをやらなかったので、深酒もせず、早寝できたので、観戦4回目にして初めて夜明け時間に撮影に出られた。

夜明けの富士山と走り続けるレーシングカー。これを撮りたかった。タイムラプス撮影1時間。じっと座ったままで寒かったけど、撮りたかったシーンが撮れた満足感は大きい。

夜明け前の気球も幻想的だった。

リペアエリア

24時間レースの醍醐味のひとつは、レース中にクラッシュやトラブルで一旦止まってしまっても、修復をしてまたレースに戻っていくその姿ではないかと思う。

通常は耐久レースであってもレース時間は6時間程度。これだと例えば修理に1時間かかってしまったら、もう勝負権はない。それが24時間レースともなれば、まだまだ何が起こるかわからない。土壇場での大逆転もありうるのだ。

しかし勝負以上に24時間レースでは、どのチームもチェッカーフラッグを受けることを大切にしているように思う。どんなにボロボロになっても、24時間後のチェッカーを目指して走る。

そのためS耐24時間でも、普通のレースならすぐにリタイヤを決断してしまうようなクラッシュであっても、チームは諦めずに修復に入る。

S耐24時間では、その修復作業を間近で見られるリペアエリアがある。コース上でトラブルが起こった場合でも、そのまま自走でピットに戻れれば、修復作業はピットでおこなうことができるが、自走で戻れず牽引や車載となった時は、Bパドックのリペアエリアへと運ばれる。

リペアエリアは簡単なフェンスで囲っただけの場所なので、Bパドックに入れるパスを持った観客は、間近で、それこそ目の前でメカニック達の必死の作業が見られるのだ。

過去にはスバルWRXがアウディに突っ込まれドアを破損した際、リペアパーツの持ち合わせがなかったため、現場に来ていた市販のWRXからドアを借りて修復したなんて珍事も。

今年のリペアエリアの主役は、2度のエンジン交換をおこなった埼玉トヨペットクラウンRSだった(そんな主役にはなりたくないと思うけど(笑))。夜中に1度トラブルによってエンジン交換、ゴールまで6時間を切ったタイミングで再びトラブルによるエンジン交換。道具もパーツもすべてピットから運び込まなくてはならず、夜間では光量も乏しい中での大変な作業であったと思うが、メカニック達の仕事っぷりは素晴らしかった。

エンジン載せ替え作業が終わり、エンジンがかかった時には作業を見守っていた観客からも拍手がおこった。こういう時間の共有も現地観戦ならではの魅力だ。

レース終了時間が迫った頃、やはりトラブルで長々とピットに入院していたクルマたちも、なんとかチェッカーだけは受けようと、続々とコースに復帰する。やはり、結果、順位やリザルトではなく、とにかくチェッカーフラッグを受けることこそ、24時間レースでは重要なのだろう。

パルクフェルメ

スーパー耐久シリーズ2021 第3戦富士SUPER TEC24時間レースの総合優勝は763Lapsを走った81号車DAISHIN GT3 GT-Rだった。また清斗勝ってるし。まだまだ持ってるなー。

水素エンジンを積んだ32号車ORC ROOKIE Corolla H2 conceptは358周。

ちなみに2018年から続くこの24時間レース、周回数が一番多かったのは2019年の801周。次に今年の763周だった。その次は2018年の759周。2020年は豪雨の影響で528周となっている。

いずれにせよ、24時間、膨大な距離を走り切ったクルマたちがチェッカーを受けた後に留め置かれるのがパルクフェルメ(レース後車両保管プール)だ。

ここにはもう、それこそボロボロになって走りぬいたクルマの姿がある。24時間レースの最後は、ここで各車をそっとねぎらって締めたい。

みなさん、お疲れ様。また来年!!!

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