イタドリのきんぴら

ハルジオンに続いてご紹介する野草はイタドリ

イタドリは野草に興味を持つきっかけとなった、有川浩の「植物図鑑」にも登場し、とても美味しそうに食されている。

本ではごま油で炒めて、白いご飯に合う味付けになっているようなので、それならばと、舞茸と一緒にごま油で炒めて、甘辛い味付けのきんぴらに。

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味は本のとおりなかなかいける。
ただ、あく抜きで湯をくぐらせた時間も、その後水にさらしてた時間も一緒なのに、個体によって酸い味がまだ残っているものもあれば、まったく風味を失くしてしまっているものも。
あく抜き具合がちょうど良いものだと、野草の風味も立ちつつ、甘さも感じられて非常に美味しい。

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イタドリは太くてまだ背がそんなに伸びていないものが狙い目なのだが、この辺りではなかなか。細めのものばかりだ。
写真のイタドリもまだ細めではあるが、この程度のものがわっさりと生えている場所を見つけると、つい小躍りしたくなってしまう(笑)。

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撮ってきたら葉っぱの部分は捨てて、茎の部分の皮を剥きます。
葉っぱは本当は現地で剥いてきてしまったほうが、かさばらなくていいのですが、道端で雑草採ってるだけでも周りの人の視線が痛いので(^_^;

皮は手ですーっと剥けます。節ごとに折ってからのほうが剥きやすいです。
手の汚れが気になる人は、ピーラーでも剥けますが、細いイタドリだと食べる部分が減ってしまうので、できれば手で剥いた方がよいかな。

あく抜きは、さっと湯を通したあと水にさらします。
採ってきたきたイタドリによってしまうので、その時間は一概には言えず。
1時間おきくらいにちょこっと齧ってみて判断するのがよいかと思います。

この時期神奈川ではもうイタドリは成長してしまって、美味しく食べられる旬のものを探すのは難しいかもしれませんが、山の奥や、ちょっと北の方に行けば、まだチャンスはあるかもです。

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