おすすめテントと、テント設営のために必要なツールの紹介記事をアップしましたが、次は快適にテント泊するために揃えたいものを紹介します。
おすすめテント記事はこちら⇒「BRZユーザーが選ぶテントはこれ」
テント設営ツール記事はこちら⇒「テント設営のために備えておきたいもの」
マットを用意する
快適なテント泊の要は、なんと言ってもマット。
キャンピングマットの役割りは、断熱と地面の凸凹の緩和。
これをしっかり用意するのとしないのとでは、快適性がまったく違ってきます。
ちなみに我が家では、「とりあえず」でそろえた、銀マット+EVAフォームマットを使っている。
銀マットはテントの底面に敷き詰められるように、100cm×200cmを2枚。
EVAフォームマットも、寝返りを打っても段差ができないように、56cm×182cmを3枚。
その上にクッション性の良い レジャーシートを敷いている。
「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)ワンタッチテントT3-79」の記事内で、実際にこれらのマットをテント内に敷いた様子も紹介しているので、参考までに。
これだけやれば流石にふかふかで、多少凸凹した地面に設営しても快適にテント泊ができる。「とりあえず」でそろえた割には使い勝手が良く、耐久性も問題なく毎回使用している。
が、しかし、かさばるのだ・・・。
軽いが荷物も増えるので、車からキャンプスペースへと運ぶのも手間となる。
なので、快適性とコンパクトさを両立させようと思うと、エアマットに辿り着く。
エアマットは、寒い時期の地面からの冷気を防ぐ断熱性も悪くないが、逆に暑い時期に体温がこもらず涼しく快適に眠れるメリットもあるのだ。
そんなわけで、次に何か買い足す機会があれば、わたしはエアマットを狙っている。
↓このポンプ内蔵でないタイプなら価格も手ごろで、収納サイズも非常にコンパクトで良いと思う。
FIELDOOR エアベッド クイーンサイズ 幅147cm×奥行き198cm×厚さ23cm
2人で寝るならこのクイーンサイズか、テント内をリビングスペースとしたいなら、ツインサイズを2つ並べて敷き詰めるのも良い。
FIELDOOR エアベッド ツインサイズ 幅97cm×奥行き185cm×厚さ23cm
このエアマットなら、ツインサイズを2つ持って行くとしても、収納サイズは、銀マット2枚分の容積よりも小さいのだから、BRZ乗りとしては非常に助かる。
価格も、電池式のエアポンプを一緒に購入しても、「とりあえず」でそろえたツールの価格よりも安いくらいなのだ。
そして、更に収納時のコンパクトさを重視するのならば、自分が眠る部分だけのマットを用意するという手もある。
そんな時には、ちょっと高価だがコンパクトに収納できて、断熱・クッション性に優れたサーマレスト プロライト レギュラーがおすすめだ。
まあ、わたしは寝相悪いので、このタイプは敬遠したいが・・・。
ジャバラマット類を組み合わせるも、エアマットやインフレータブルマットでコンパクトにまとめるのも、予算と好みの問題にはなるけれど、予選日の夜にぐっすり眠って、決勝日に元気に観戦するためには、やっぱりキャンピングマットの準備はかかせませぬのだ。
寝袋を用意する
寝袋には最低使用温度というのが設定されている。
当然、最低使用温度が高いものほど薄いので、収納もコンパクトにできる。
夏場のキャンプなら、15度以上、12度以上というものでも十分なのであろうが、富士の麓をなめてはいけない。
ということで、念には念を入れて、うちでは最低使用温度-7度というのを選んだ。
おかげで8月はもちろん、5月の富士でも寒くて眠れないということはなかった。
ついでに言えば10月のWEC富士だって余裕だった(笑)。
寒がりであれば、多少収納サイズがかさばってしまっても、最低使用温度は5度以下のものを選んでおくのが無難。
我が家ではカラーリングも気に入ったので、スナグパック ナビゲーターという寝袋を購入したが、やはりかさばるのだ。
ぎゅーっと力いっぱい収納しても、写真のようなありさま。
これを2つBRZに積むとなると、かなりスペースを取られてしまう。
そんなわけで、コンパクトに収納できる寝袋の条件を紹介しておこう。
それはズバリ、マミー型のお高いやつ、なのだ。
寝袋には封筒型とマミー型がある。
↑こちらが封筒型
長方形の封筒型は、圧迫感がなく寝袋の中でも寝返りが打ちやすい。
側面から底面まで、ジッパー式で完全にオープンにできるタイプが多く、暑い時、寒い時の調整が楽。いつものお布団に近い感覚で寝れる。
中綿が化学繊維のものがほとんどで、濡れに強く、保管やメンテナンスも楽で、値段も手頃だけれども、収納はかさばる。
↑こちらがマミー型
マミーとはミイラのこと。
ミイラが横たわっているような形のシュラフだからマミー型。か?真実は知らない(笑)。
封筒型と比べると圧迫感があるが、シュラフと体が密着するので保温性は抜群。側面をジッパーでオープンにはできるが、封筒型のようにフルオープンにはならない。
高価なものは中綿にダウンを使い、表面の生地も柔らかく伸縮性に富んでいるので、触るともう、ふわんふわんの夢見心地である。
収納時もものすごくコンパクト。2Lのペットボトル程度のサイズになってしまう。しかも軽い。
しかし、軽量コンパクトでダウン使用のシュラフはとにかく高額。
また、保管やメンテナンスにも気を遣わないと、すぐにダメになってしまうことも。
ということで、寝袋も最低使用温度だけ気を付けて、あとは好みと予算で選んでみてください。