忍野八海にドライブに行って来た。BRZの納車日も決まり、V35スカイラインで行く最後のドライブだった。
相模原から忍野八海へのルートは様々ある。さくっと中央道に乗って河口湖ICで下りて行く方法。逆に東名高速に乗って御殿場で下りて、籠坂峠を越えて、山中湖を経由して行く方法。その他下道で国道20号を使ったり道志みちを抜けたり、色々。今回は国道20号を使ってのんびり向かった。
国道20号で大月から国道139号線にそれて向かうこのルートでは、途中、都留のリニアモーターカーを見学できる施設に立ち寄るのもおすすめ。ただ、残念ながら現在は、リニア走行試験区間の延伸工事中のため、走っているリニアモーターカーを見ることはできない。
いよいよ富士山に近づいてきたとき、国道139号線、通称富士見バイパスから望む富士山は圧巻だ。片側2車線の広い道路の向かう先真正面に、どどーんと富士山がそびえたつのだ。
でも、ここだけの話し、山梨側から見る富士山にはいつもちょっぴり違和感を感じてしまうのよね。前になにかの番組で、富士山の表はどっちか?というアンケートをとったら、山梨側と答えた人と、静岡側と答えた人と、ぴったり半分だったというのを見たことあったのだけれど、神奈川県民にとっての富士山の表は神奈川側から見たものだから・・・。箱根や江の島から見る富士山が、神奈川県民にとってのスタンダードなので、山梨側から見た富士山の姿にはちょっと違和感が。でも、東名や東海道新幹線からの富士山は見慣れているので、静岡県側からの富士山は、あまり違和感がない。
さて、忍野八海。きれいな水と池と、ちょっとしたお土産屋さんが並ぶ以外には何もないところなのだけれど、ドライブ目的の目的地に設定するにはよい観光名所だと思う。道中、富士山も見られるし、富士五湖などに立ち寄るのも良い。季節によっては菜の花畑や一面のひまわりが楽しめることも。
わたしたちが動くのはいつも平日なので、渋滞や人でごったがえした状態というのには無縁だが、忍野八海には平日でもけっこう観光客が来ていた。観光バスツアーのルートに入っているようだ。海外の方も多く、みんなとにかく富士山の写真を撮りまくっていた。
この日はここから山中湖へ抜け、籠坂峠を抜けて御殿場からR246を使って帰ってきた。やっぱりV35スカイラインは運転しやすいし、長く運転しても、助手席に座っていても疲れない良い車だった。我が家のスカイラインは今年で10年選手となり、色々と不具合が出てたり、今度の車検ではタイヤ交換も必要になりそうだったりで、買い替えを決意したのだけれど、もしこの車を新車で買っていたのなら、もうあと2回は車検を通したかもなぁ。
新車が来る楽しみ半分、V35スカイラインと別れる寂しさ半分。