SUPER GT 2020 最終戦

今回も長文になっちゃったので目次を用意。またもや鬼スクロールごめんなすって。

富士スピードウェイへ

贅沢にも月に2度めのSUPER GT現地観戦である。今年はコロナの影響で開幕が遅れ、5月のGTも8月のGTもなくなって、悲しみに打ちひしがれていたのが、秋から一転、怒涛のレース観戦ラッシュとなって、この1年のストレスを発散しまくっている。

今回も旦那さんは休みとれず。もでぎでも一緒だったモタスポ友達と松田駅で合流してFSWに向かう。10月の頭に同じ時間で待ち合わせした時には、空はもう明るかったのに、今回は夜明け前だ。

いつもの東ゲートから入っていつものP15に駐車。ああ、勝手知ったる実家のような安心感。遠征の刺激も良いが、やっぱり富士は落ち着くわー。

ちなみに今回も7時ちょい過ぎに着いて、入場待ちは無し。ゲートで検温があったので、その分1台1台にかかる時間は増えているはずなのだが、やはり入場人数制限の影響というか、恩恵というかだね。

ベースキャンプ設営

そしていつものように、最終コーナー外側の芝生エリアにキャンプを張る。ちなみに、タープにいつも掲げてる61号車スバルBRZの応援フラッグを、2枚にしました(笑)。

わたしは昨年11月末に富士スピードウェイで開催された、DTM交流戦でも場内キャンプ泊をしたので、寒さ対策はその時買い足したダウンシュラフと、カイロと重ね着でなんとかなるだろうという算段。

で、昨年からうちの別宅(ColemanクイックアップIGシェード)で場内キャンプ泊をはじめたモタスポ友達は、どうするの?と訊ねたら、キャンプ泊する!と。もうバス+電車で片道数時間かけて通うのはイヤ、とのこと。だよねー。よく通うなーと思ってたよ(笑)。

でも、うちの別宅はシングルウォールの簡易テントだし、貸せるシュラフもマイナス7度まで対応のSnugpakナビゲーターではあるけど、マイナス7度までは死なないよってだけで、快適にぬくぬく眠れるよというものではない。そのあたりをよーくよーく言って聞かせて、ありったけの防寒対策と、2重にして寝るために、手持ちのシュラフも1つ持って来てもらった。

彼女、近々ユーチューバーデビューするようで、テント内の寝床の準備の様子なども撮影していたので、装備や寝心地などの詳細レビューは、そちらでチェックできるかもですよ。決まったらリンク貼ります。わたしのゆる冬キャン装備の紹介はこちら→ http://brz.urume.info/?p=2146

13コーナーで公式練習を観る

ベースキャンプ設営が完了したら、13コーナーで公式練習を観る。

テント設営があるから当然だけど、FSWの朝は本当に忙しいなぁ。前のりして5時前から作業して、6時には設営完了の流れなら、ゆっくり朝ごはん食べる時間もとれるけど、7時半から作業してとなると、9時開始の公式練習までにご飯食べる時間は取れず。

そして、10月の時に増して太陽の位置が低く、朝の13コーナーではクルマの色がまったく見えず。

ピカーッ!

ピカーッ!

このセッションの撮影はいまいちだったけど、13コーナーで日産応援団が大旗振っている姿がかっこよかった。思わずパチリ。今年はコロナの影響でグランドスタンドでの大旗振りが禁止されている。そのためコースサイドのあちらこちらで大旗を振る、各チームの応援団員の姿が見られた。みんな熱くていいなぁ。スバルもやればいいのに。

今回ももちろんサーキットサファリはないし、逆に今回はスバルの物販があるということで、公式練習が終わったらいそいそとグラスタに移動。

スバルチームウェア買ったよ

スバル物販ブースは入場制限実施中。しばし待って無事チームTシャツげっと。数年ぶりに買ったよ。

ここ数年のスバルウェアのデザインがイマイチで、ずーっと購入を見送ってたのだけど、今年のデザインは久々に好きな感じ。でも実物を見て買いたいなーと思ってたから、今回物販があってホントよかった。実際、ポロシャツを買おうと思ってたんだけど、実物見たら生地の質感がTシャツの方が良くて、そっちにしたのだ。奮発して旦那さんの分も買ったったぜ。

グラスタ指定席で予選観戦

そのままグラスタで予選観戦。今回もシートは全席指定。予選日も自分の席でないと入れない。

今回の席はL32 20列311番と312番。グラスタ裏の飲食屋台にも行き来しやすそうなブロック位置で、しかも1番上の列。屋根の御加護があるから雨降っても大丈夫。なんなら立って写真撮っても大丈夫かも?って席。ローチケで何度も選び直しして取ったりましたわ。

が、しかし、友達のコネで、スバルのエントラント用というスペシャルチケットをもらえることに!?

嬉しい。めっちゃ嬉しいが、正規チケット買う前に欲しかった(泣)。

まあ、そんなわけで、今回2席分確保できてしまったので、当日様子見て都合の良い方に座ろうねと。そう思ってたんだけど、スバルのチケットはしっかりちゃっかりスバルのピット前の席だし、雨も降らないしで、けっきょく正規チケットの席はまったく使わなかったな。

ついでに、エントラント用チケットにはオマケもついてて、スバルのマスクもらった。これは嬉しい。ありがとう友よ。

予選、スバルBRZは2番手。Q2で山内選手がトップタイムを叩き出すも、最後に埼玉GBスープラにまくられた。めっちゃ悔しそうな山ちゃん。

えー?富士だよ?富士で2番手なんて悪くないじゃん?スタンドに向かって手ぐらい振りなよーと思ったが、BRZにとってもはや富士は苦手なコースではなく、PPだって優勝だって狙っていける、そのくらい速さと戦闘力を身につけたクルマになったのだなと。

爆風の中でのバーベキュー

予選後はまたさっさとベースキャンプに戻ってBBQの準備。日が落ちたらどんどん気温さがってくるから、早めに飲み食いして、早めに寝るわよー。

と思ったら、爆風!強風!富士颪?さっぶーい!!

炭おこししている間も強風に煽られて火の粉が飛び散る。危ない!この時期の芝生は綺麗に枯れてて、小さな火の粉ひとつでも火災につながりそう。友達が若さとバネを活かして、芝生に飛び出した火の粉を全部踏んづけて消火してくれました。ありがとう。ご苦労様でした(´_`。)

こういう時は先に周りに水を撒いておくのもよいかもね。秋冬にFSW場内キャンプする機会も増えてきたから、気を付けよう。

今回もお試し兼ねて、3種の火器を用意。コスパも良く氷点下でも燃焼できる炭を使うミニコンロと、手軽だが5度以下では使用不能となるカセットガスボンベを使用するソロバーナー、低温下でも使えるが手間暇面倒なホワイトガソリンを使うガソリンバーナー。

今回この3つの中で一番優秀だったのが、炭のミニコンロ。他の2つは構造上、火と鍋底など熱を入れたい対象物の間に隙間があるため、強風にさらされてなかなか上に熱が伝わらなかったのが敗因。一方、ミニコンロは筒状に囲われている中で炭を燃焼させ、その熱が真上の焼き網にダイレクトに達するので、強風の中でもしっかり肉が焼けた。

まあ、強風をくらう率の高いFSWでは、しっかり風よけを用意しないとだよね。今度ウィンドスクリーン買おう。

食べてる間も終始強風で、皿も飛ぶし食材も飛ぶし、ちょっと席を立ったらチェアも飛ぶ!ひさびさに大変な思いをしたBBQだったわー。ちょうど食事し終わる19時ごろに風はおさまった。なんやねん!

気温もどんどん下がってくるが、ようやく一息つける環境になったので、昼間買ったロド芋を温め直してアテにして、ワインなんぞをのんびり。今回は使う炭の量は少な目を想定していたので、炭壺は持って行かず。炭が燃え尽きるまでまったり過ごした。

テントではゆる冬装備で寒さに苦しむことなく、今までで一番ぐっすり眠れてスッキリだった。

決勝日・室屋義秀フライトショー

さて、決勝!今回も室屋さんのフライトショーあり。テンションあがるー。

でも、空で室屋さんが華麗なパフォーマンスをしているさ中、地上では走行パフォーマンスをしていた車両が、観衆の面前で追突事故を起こしていたというオチが。あらまあ・・・。

決勝レーススタート

気を取り直して決勝レース。いつもはスタートはグラスタで観て、その後に場所を移動するのだけど、今回はスタート進行の途中で移動し、スタートラップから最終コーナーで観ることにした。

季節も季節、気温も気温なので、GT第8戦のフォーメーションラップは2周の予定だったが、それでもタイヤ、ブレーキが温まらなかったようで、更にもう1周エクストラフォーメーションラップを行い、いよいよレーススタートとなった。

すると、6番手スタートだった#23ニスモGT-Rが、なんとトップで帰ってきた!!13コーナーに陣取っていた日産応援団も大興奮だったろう。最終コーナー側からでもバッサバサ大旗が振られているのが見えた。ろにーしゃんすごい。

けっきょく23号車は9位フィニッシュとなったが、こういう姿を目の前で観られるのは、ファン冥利に尽きるよね。

BRZの決勝レースは

2番手スタートだった#61スバルBRZも苦しい展開。#23同様にスタートラップでトップに立って、最終コーナーで観ていたわたしを歓喜させてくれたのもつかの間、タイヤの温まった#52埼玉GBスープラに追い立てられ、パフォーマンスの劣勢はコースサイドからも見て取れる。

5ラップ目でやはりGBスープラにトップを奪い返されてしまったものの、スタートドライバーの山ちゃんがなんとか2位をキープでタクティにドライバー交代。タイヤ4輪交換で、さあ元気に追い上げるぞ!と思ったがタクティもペースあがらず、8位フィニッシュとなった。

後のレポートによると、前後半ともにタイヤにアブレーション(タイヤの表面が削れてしまう現象)が出てしまっていたとか。今回はSCも出なかったのに。なかなかすべてが噛み合うことってないのね。

GT300チャンピオンシップの行方

GT300は#52埼玉GBスープラが優勝。チャンピオンは#56リアライズGT-Rとなった。

GT300のチャンピオンシップ争いは例年通り、自分の順位と相手の順位で、最終ランキングが変わってくるという複雑さ。

7番手スタートの#56リアライズGT-Rは、スタートドライバーの藤波清斗が4番手にまで順位を上げてピットイン。しかしこれではまだチャンピオンに手は届かず。後半、JPがとてもよい走りをして、キレずに、丁寧に、しかし果敢に、コース上でしっかりとチャンピオン獲得順位までクルマを持ってきた。これも最終コーナーで毎ラップ注視していたので、JPが#6アドヴィックス86をパスしたときには歓喜した。その後#65LEONピラミッドAMGまでパスして2位まで上げた時にはハラハラしたけど(笑)。

GT500チャンピオンシップの行方

GT500のチャンピオンシップ争いは、上位8チームが10ポイント以内に収まるという、近年稀にみる僅差。ただしこうなると考え方はシンプル。上位のチームは最終戦で優勝すれば、すなわちチャンピオンだ。自分が何位以内で、相手が何位以下ならば、なんてまどろっこしい計算は不要。最終戦は優勝あるのみ!!

予選結果は、チームポイントランキング3位につけている#37キーパーがPPで、まずは一歩優位に立っている。ポイントランキング5位の#100レイブリックは7番手。ポイントランキング1位の#17ケーヒンは12番手と少々不利か。ポイントランキング4番手の#14ワコーズも予選13番手。その他のポイントランキング上位陣は予選もそれなりの位置につけている。

PPスタートの#37キーパーTOM’Sスープラは、スタートラップで#23に一度トップはとられたものの、スタートドライバーの山下健太が7周目でトップを奪い返した後は、2番手以降とのギャップを16秒まで広げる力強い走り。

7番手スタートの#100レイブリックNSXは、スタートドライバーの牧野任祐が、ただすけらしいキレッキレの走りで、2番手にまで順位をあげたところでピットイン。

全車ピットインを終え、レース後半戦が落ち着いてくると、#37キーパーが2番手に15秒以上のギャップを作るという、チャンピオンシップ争いはかなり#37優位な状況に。

しかし終盤、雲行きが少々怪しくなってくる。#37は燃費が苦しいか、途中、ペースを落とす場面も。そこに#100レイブリック山本尚貴が怒涛の追い上げを見せ、その差はみるみる詰まってくる。

”あの”瞬間

そして運命の最終ラップ。#100山本尚貴が良い走りで追い上げはしたものの、トップに追いつきパスするまでは無理そうだ。これは#37平川亮が逃げ切るなと、わたしも含め誰もがそう思っていたろう。

GRスープラコーナーから立ち上がり、最終パナソニックコーナーに向かう#37キーパーTOM’Sスープラを見守る。同時に今GRスープラコーナーから立ち上がる#100レイブリックとのギャップを確認する。

そして、#37キーパー平川がチャンピオンという確信を持って、最終コーナーから立ち上がってホームストレートに駆け出そうとするマシンを見送るつもりだったその瞬間、目の前で、まさにフェンス2枚を隔てたわたしの目の前で、クルマが、Keeper TOM’S スープラがスロー!駆け出さない!

ガス欠!?それこそ漫画のように、クルマがプスンプスンって言った。ような動きに見えた。

なんでっ!?なんでよっ!!と叫びながら金網をバンバン叩く。ピエールも遠くで叫んでる。その横をレイブリックNSXが無情に走り抜けて行く。膝からその場に崩れ落ちしゃがみ込む。

悔しさと無念さと平川の心情を思っての絶望と。しばし放心。あ、BRZが帰ってくる。見届けなくちゃ、と思って立ち上がる。旗を振る。

終幕

全車チェッカーを受けたあと、ホームに戻るクルマたちを見送るのが好きだ。1台1台に称賛と労いの気持ちをもって手を振る。しかしこれまで、これほど複雑な気持ちでこの時間を過ごしたことはなかった。

2016年の優勝目前にカルソニックがバーストした時は、ショック過ぎて帰っちゃったし(苦笑)。

今回はちゃんと見届けよう。チャンピオンに拍手もしよう。そう思って最後の最後まで最終コーナーに残っていたのだけど、ガス欠のキーパーはもとより、レイブリックも来ない。と思ったらFROに引かれて来たよ。レイブリックもガス欠だったそうで。本当にギリギリの戦いだったんだね。

わたしもガス欠寸前はらへった

オフィシャルカーもすべて帰還していくまで見届けて、グランドスタンドに移動する。

なんか、お腹へった。傷心でも腹はへる。気温も下がって体力も消耗したし、何よりちゃんとした昼を食べていなかったのだ。

今年は入場制限のおかげで、飲食屋台はそう並ぶことなく買えていたので、今回もそのつもりでスタート進行前にちゃちゃっと何か食べようと思ったら、どこも長蛇の列!!間に合わない!!ってことで昼食を諦めたのよね。

体感では例年の8月富士くらいの混みようだったんだけど、入場者数はいったい何人だったのだ!?と公式レポートを見に行くと、未発表。未発表!!

今年は未発表ということではない、有観客で開催した鈴鹿ももてぎもちゃんと入場者数が発表されているのに、2戦有観客レースを行った富士は、2戦とも未発表なのだ。これはあかんだろー。出しにくい数字であってもちゃんと出そうよ。

第6戦鈴鹿の決勝レース情報
 → https://supergt.net/news/single/20477
第7戦もてぎの決勝レース情報
 → https://supergt.net/news/single/20556
第5戦と第8戦富士の決勝レース情報
 → https://supergt.net/news/single/20377
 → https://supergt.net/news/single/20628

まあそんなこんなで、グラスタ裏の屋台でお好み焼き買った。まだ割引きはされていなかった。温かい。自席に着いて食べ始めると、ヴィジョンに平川がしゃがみこんで悔しそうにガードレールを殴る姿が。お好み焼き頬張りながら号泣しそうだったよ。なんてことしてくれるんだまったく。

だって本当に目の前だったんだ

前にも載せたけど、わたしのお気に入り観戦ポイント、最終コーナーの奥の方の土手の上では、くるっと振り向けば最終コーナーを立ちあがってホームストレートに駆け出していくクルマの姿が目の前で観れるんだ。

SUPER GT 富士スピードウェイ最終コーナー

この動画は第5戦のときのものだけど、最終戦ではもう少し奥にいたから、キーパーのガス欠の瞬間は、本当に目の前だったんだ。一番近くで観てたんだ。本当にショックで悔しくて、しばらくずっと引きずっていたな。

名門TOM’Sがなにやってんの!?

でも、のちのレポートやGT+ニュースなどで真相を知ったら、怒りと呆れで傷心は和らいだ。

レース終盤、実況のピエールさんがキーパーのペースが落ちてる、燃費が厳しいか?と。当然、平川は2位レイブリックとのギャップをフルに使って、ギリギリの燃費走行をしてトップをキープしようとしているのだろうと思っていた。それでも僅かにおよばず。平川は自分を責め、悔いているだろうと想像して、ずっと心が痛んでいた。

しかし実態は、燃費注意のアラートが計器に出たので、ドライバーの平川は無線でピットに知らせるも、ピットの指示はプッシュ、プッシュ、フルプッシュ。TOM’Sとしては燃費の心配は無いと計算に自信があったのか、残りの燃料があやしいことをまったく認識していなかったのか。

そして結果はゴール500m手前でガス欠。優勝およびチャンピオンを目の前で逃すこととなる。これはこれで、チームに対する怒りや、なぜ自分で判断して燃費走行をしなかったのかという後悔は、平川の中にあるとは思うが、この実情を知ったら、わたしの傷心は吹っ飛んで、呆れと怒りに変わったよ。名門TOM’Sがなにやってるんだか。

あの鈴鹿1,000kmでは、ウサギさん作戦もカメさん作戦も、思い通りに成功させているほどのチームなのに。

表彰式

なにはともあれ、まずはこのレースの勝者たちを称えて祝おう。表彰式までは準備とインタビューたっぷり時間を使ったようで、最終コーナーからグラスタまで歩いて、ついでにお好み焼きを買ってもまだ間に合った。

表彰台前には集まれないので、少し遠いが自席から拍手を贈る。GT300は優勝埼玉、2位はチャンピオンを獲得したリアライズ、3位アドヴィックス。みんな普通に嬉しそうな表彰台になったね。

GT500は優勝レイブリック、2位キーパー、3位au。これは見てられないよ。と思ったけど、山健はひょうひょうとしてるし、平川もしっかりレイブリックの2人を称えてるし、auの2人はまあどうでもいいかって様子だし、こちらも普通に見られたよ(笑)。

表彰セレモニーとグランドフィナーレ

そしてここからSUPER GT最終戦を現地観戦するのが初めてのわたしには未知の領域。シリーズ表彰式とグランドフィナーレ。

シリーズ表彰式は各チームの監督や代表が表彰台に登る。GT300のチャンピオンはリアライズGT-R。JPはGT初チャンピオンなんだね。近藤監督にも居て欲しかったよね。

GT500チャンピオンはレイブリック。2位キーパー、3位ケーヒン。国さんおめでとう。

続いてはドライバーチャンピオンシップ表彰式。2位のキーパーはニック・キャシディが途中で抜けたので、登壇したのは平川ひとり。これまたフクザツな画に・・・。

表彰セレモニーのあとはいよいよグランドフィナーレ。例年の最終戦もてぎでは、ドライバーと近くで会えるようなセレモニーとなっているようだが、今年はコロナ禍とあって、どのような形になるのか。

と思ったら、二階建てオープンバスのスカイバスに乗って選手たちが現れたーっ!!

このバス、予選日からP15に止まってて、なんだろうなーと思っていたら、このセレモニーのために用意されていたのね。3台のスカイバスに各チームのドライバーが別れて乗り、スタンドに向かって手を振ったり、バスの上でインタビューを受けたり。

ゆっくり走って目の前を往復してくれたけど、お目当てのドライバーが丁度こちらを向いてくれるかどうかは時の運(笑)。でも、この方式のグランドフィナーレも良いと思う。GTAもファンのことを考えて、様々なアイデアを捻り出してくれたんだろうなぁ。この時間を用意してくれたことに感謝。

バスも帰りすべてのイベントは終了となったが、なごり惜しくて、コース上に並んだクルマが全部引き取られるまでずっといた。

コースからクルマがいなくなり、各ピットの撤収作業もどんどん進んでいく中、それでもなごり惜しくて、グラスタを去りがたくて。例年、シーズン最後のモタスポイベントとなるTGRF(トヨタガズーレーシングフェスティバル)の最後もこんな感じで、いつも追い出されるまでパドックに居座ってたなぁ、と。そして、まだまだ後ろ髪ひかれながら、少し寂しい気持ちを胸に、サーキットをあとにして帰路につく。

大変なシーズンだったけど、今年もたくさん楽しませていただきました。SUPER GT大好き。ありがとう。

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