2022年スーパーフォーミュラ第6戦富士の観戦に行ってきた。雨天決行キャンプ泊で。
梅雨の戻り?
2022年の梅雨明けは6月中という異例の早さ。そして明けたと思ったらいきなり、連続猛暑日記録を作るような酷暑だ。
コロナウイルスと東京オリンピックの影響で、2020年、2021年と夏のSUPER GT開催がなかった。なので久々となる真夏のキャンプがこんな暑さで大丈夫なんだろうか?と心配だった。
ところが、気候が一変、梅雨が戻ったかのような雨、大雨、グズグズ天気が続くように。
キャンプ設営
4時過ぎ出発。朝ごはん買うピットイン1回で、ゲートオープン6時ちょい前に到着。さすがに待機駐車場に回されたが、待機列が1列しかないっ!?
そんな状態だった上にジムカーナ指定駐車場を取っておいたので、スムーズに駐車。そのままクルマのすぐ後ろにキャンプ張れるという楽さは良かった。
雨が降り出す前に設営完了!!
SUPER GTの時は入場から駐車まで殺気立った状態になるし、キャンプ張る場所確保するのもギスギスする時あるし。
それに比べるとSFormulaは、のどかで人権があって平和で良いなぁ。
とりあえずサーキットキャンプしたいなぁって人は、SUPER GTよりもSFormulaがいいと思う。
これまで富士スピードウェイでは、スーパーフォーミュラは予選日から決勝日にかけて、場内にとどまることはできなかったのだけど、今年(2022)の第1、第2戦で初めて解禁された。
そんなタイミングなので、SFormulaをキャンプ観戦でと、お決まりにしてる人もまだ少ないだろうから、GTよりおすすめ。
ただし、例年7月のSFormulaは雨に見舞われがち。そこだけは覚悟の上で(´∀`;)
え?S耐24hより人少ない?!
グランドスタンド裏に移動すると、なんかすごく閑散としてるんですが・・・。
人少ないと物販や飲食並ばなくて済むし、快適っちゃあ快適なんだけど、国内トップフォーミュラの人出にしてはちょいと寂し過ぎやしないかい?
まあ、予選日はかなりの大雨予報だったので、出足が悪いのは仕方ないのかな。
でも、F1やGTばかりに偏るのではなく、もう少し日本のモータースポーツ人気が全体的に高まって欲しいなぁ。
雨の中のフリー走行
7月のSFお約束の雨が来ましたー。もう毎年律義にやってこなくてもいいのに。
ってことで今日は(今日も?)グラスタで呑兵衛地蔵ですわ。
9時半過ぎ、強い雨が。ヤリスカップ予選2組目は途中で赤旗。そのままセッション終了。
雨は強いと普通を繰り返している感じ。
10時過ぎ、SFのフリー走行が始まったが、開始直後はまだWETくらいであった雨が、後半はヘビーウェット。
水幕ぶしゃあぁぁぁぁぁぁーーー!!
これはこれでかっこよくもあるけど、遅い・・・。
2019年の7月SF富士決勝日も大雨で、丸一日ヘビーウェットのSFとF3の走りを観た後に、帰ってF1シルバーストーンを観たら、F1速すぎて気持ち悪かったもんな。そのくらい雨の中のSFは迫力不足で残念。
結局、SFフリー走行も約1時間で雨赤旗。そのままセッション終了となった。
あと、カートも大変そうだった。カートで富士の本コースってだけでどうなのよ?って思うけど、更にヘビーウェット。観てるほうも泣けてくるよ・・・。
そして、富士のグラスタ寒い。夏なのに。雨具のゴアテックス羽織ったけど、まだ寒かったので、今日買ったばっかりのアルパインスターズのTシャツを重ね着して凌いだ。
アルパインスターズのグッズずっと欲しかったのだけど、たまにブース出ててもレーシングスーツとかシューズとか、ガチなグッズばっかりで・・・。それが今回、松下信治選手の個人スポンサーとして(?)、キャップやアパレルを販売するブースを出してくれたので、念願のTシャツを、旦那さんはキャップをGETした。
ついでに、アルパインスターズのパンフの表紙が、スバルBRZのチャンピオン写真だったから、もらっちゃった。わーい(*´∀`)

でも、Tシャツは少し大きくて長めだった。アルパインスターズのTシャツこれから買おうという方、いつものサイズよりも1つか2つ下のサイズでいいかもしれませんよー。
あと、観戦日記書くときいつも、富士は寒い寒い言ってるけど、本当に寒い時が多いから。初夏から夏にかけては、つい防寒装備が甘くなって何度も寒い思いをしているので、次回の自分への戒めであり、観戦準備のためにこの記事を読んでいる方への注意喚起でもあり。なのでこれからも寒かったときは、寒い寒い書くからね。
予選
雨は相変わらず強まったり弱まったり。そして雨が小康状態となると、霧。これも富士のお約束だけど、この後のスケジュール大丈夫かな?予選ディレイか、最悪、日曜日のワンデイか。
と、心配していたら再び雨が強くなり霧は去ったので、強雨の中での予選開始となった。ただし、予選方式は通常のノックアウト方式ではなく、30分の計時方式に変更になった。
今回の予選はまあ、速さを競うというよりは運とタイミングだったね。雨は強い弱いを繰り返しつつどんどん強くなる傾向、赤旗も3度入る難しいシチュエーション。
結局、予選開始直後に記録したタイムで関口雄飛がPPを獲得。これもIMPULのピット位置が異なっていれば、結果はまた違ったかも。そのくらい運とタイミングがものを言った。でも、そのタイミングだってコンディションは非常にシビアだったのだから、そこで一発でしっかりタイム出した雄飛がえらい。
星野監督を喜ばせてくれてありがとう。
雨の中のBBQ
今年すでに3回目のFSW場内キャンプ泊&BBQですわよ。月1行事であと2回あるわよ。
そんなにキャンプしてるとBBQもマンネリ。加齢とともにお肉もだんだん量を食べられなくなってるし。
それはそうと、BBQ中に地元相模原の防災メールがじゃんじゃん入ってきた。避難勧告出たとか、ダムを緊急放水するだとか、どこどこの公民館が避難所として開設されたとか。うちのほう、そんなに雨やばいの??
雰囲気的には富士で雨の中でキャンプしてる方がよっぽどやばそうなんだけど・・・。富士も普通に雨は降り続いていたけど、スタッフの見回りも来なかったから、土砂災害が懸念されるほどではないということか。
しかし、5月のGTでデビューさせたコールマンヘキサライトIIタープ、今回が初めての雨だったんだけど、なんと、雨漏りしました・・・。
縫い目が一部よれている箇所があって、そこからじーっとり浸みて数分おきにポツリと水滴が垂れてくる。長時間いるとちょっと鬱陶しい雨漏り。どうしようかなぁ。コールマンに相談してみようかなぁ。面倒だけど。
そして、BBQ終わっても雨はずっと降り続け。雨の中、タープから出るのが億劫で、だらだらまったりしていたら、夫婦2人でそのままチェアで1時間以上寝落ちしてたよ。雨の音も心地よく、悪くない。寒くない時期ならね。
この日は風がなかったのがよかったのだけど、それにしてもこんな布切れ広げるだけで、雨がしのげるリビングと寝室が出来ちゃうって、キャンプ道具ってすごいよね。
雨が弱くなったのを見計らって、身支度してちゃんとテントで就寝。暑さを心配してたけど、少し涼しいくらいの中、よく寝れました。タープの雨漏りはあったけど、浸水やテントの雨漏りがなくてよかった。
86BRZレース観戦とCパドックを堪能
今回のサポートレース、ライツがなくて86BRZレースという珍しい取り合わせ。86BRZレースはそうそうたるドライバーが出場しているが、みんななかなか勝てずに悩み苦しんでいるという奥の深いレース。
そんなレースがサポートレースで観られるのは嬉しいが、もっと嬉しいのがパドックフリーなこと。86BRZレースのパドックはCパドックとP18駐車場。SFで使われるAパド/Bパドは、27,200円(観戦券別)のお高いプレミアムパドックパスがないと入れないが、Cパドは無料。そしてそこをウロウロしていれば、GTドライバーがごろごろしてる(笑)。
やっぱりスバルがNo.1!なので、BRZで参戦しているレカロレーシングの周りを中心にウロウロ。ここにはスバルに所縁のあるタクティと佐々木孝太選手、久保凛太郎選手がいる。そしてなぜか?あの小暮さんまでいるのだ。ちょうど集合写真撮影に出くわしたので便乗してカシャ。
その他、埼玉GB、大阪トヨペットなど、大所帯でドライバーラインナップも豪華なところや、人気の高い脇坂寿一や谷口信輝、カルト的人気のブルー青木などのドライバーを擁したチームも。
そんなパドック、ピットをフランクにぷらぷらと見て回れて、ドライバーにもちょいちょい出くわすこの雰囲気、この機会は貴重だし、大好きな時間だ。
テント撤収
朝まで雨が続き、濡れた状態でテント、タープをたたみたくなかったので、いったん放置。朝はテーブルやチェア、寝袋などを片付けて、テント、タープはそのまま建てっぱなしでグラスタへ。
その後は日も出てよい天気。すっかり幕も乾いただろうから、スタート進行が始まる前の間隙をついて撤収作業。
キャンプは設営と撤収のタイミングさえ雨があがってくれれば、なんとかなるもんだ。ありがたいことに、今のところまだ雨の中でびしょびしょの幕を撤収したことはない。
決勝レース
現在SFは180~200kmレース。SFの富士のコースレコードは 1’19.972 (のじりん保持)、レース中のラップタイムは1分25秒というところか。
だから、41周のレースなんて本当にあっという間。しかもレース時間は最大75分ときたもんだ。国内最高峰フォーミュラーレースを謳うのならば、せめて250kmは欲しいなぁ。
そんなせわしい決勝レースなのだが、それでもグラスタにじっとしているだけでは満足できず、ついコースサイドを歩きに行ってしまう。
お気に入りはAコーナー。SFの速さと物理を無視したようなヘンタイ的な動きが堪能できる。
本当はアドバンやシケイン、13コーナー、最終コーナー等々でも観たいのだけど、レースがあっという間すぎてあちこち歩きまわることができない。
その時その時のお気に入りスポット一か所に行くのが精いっぱい。だからせめて250km・・・。
そして、レースは初っ端から荒れた展開。フォーメーションラップ中にトマト君がウィービングでスピン。エンジンストール・・・(´・ω・`)
その影響でフォーメーションをもう1周するエキストラフォーメーションラップが行われ、決勝ラップが1周減算となった。トマト君はクルーに助け出され、ピットレーンスタートは出来ることに。
そして再び全車グリッドに並びスタートとなったが、スタート直後、第2コーナーで数台が絡む接触で、平川がリタイヤ(´;ω;`)ウゥゥ
そこに絡んだNo.55三宅選手がリタイヤ、No.65大湯選手、No.12福住選手もノーズ交換等マシン修復のため予定外のピットイン。
レースがざわざわと落ち着かない状態で、更にAコーナー手前でNo.4フェネストラズ選手と、No.64山本選手が絡んで、サッシャのマシンが真っ二つになる大きなクラッシュ。
SC導入。
荒れてるなー(´-﹏-`;)
コースが整うまでSCの時間が長そうなので、このタイミングでグラスタからAコーナーに移動。そこには平川の車両が(´;ω;`)ウッ…
SC明け、続々とピットインする車が。更にペナルティのドライブスルーに入る車も。これで正式な順位はしばらく不明ね。どのチームがうまくやったのか、作戦がはまったのか。
26周目にポールポジションスタート、レースも常にトップをキープしていたIMPUL19号車関口雄飛がルーティーンピットイン。IMPULチーム、ピット作業時間5.3秒という驚速のパフォーマンスで、実質トップでコースに送り出す。
と思いきや関口雄飛、シケインあけたところで左リヤタイヤが脱輪!!なんてこったーーーーーっ!!!星野一樹が頭を抱える。IMPUL全滅やーーーん。゚(゚´Д`゚)゚。
で、ここでもう一度SC導入。で、このあと何がどうなってそうなった?!の状況でピット作業を終えたNo.15笹原右京がトップに立つ。
そしてそのまま笹原右京がトップでフィニッシュ。初優勝を決めた。
帰りはまあまあスムーズ
レース終了後、イベントステージでは石浦宏明チームアドバイザーが、MC土屋武士さんに、「あー、坪井のペース遅いなー、これはマズイなーと思って観てたんだけど、チームは気が付かなかったの?」とズバリ訊かれていて、針の筵状態。
ホントだよ、もー。もっと言ったれ言ったれ、と思って見てたけど、その後おこなわれた優勝者トークショーで笹原右京の苦労話を聞いて、本当にまずは1勝が出来てよかったよねーとしみじみ。
トークショー終わって18時ごろジムカーナ駐車場に帰ったらもうガラガラ。みんな帰るの早いねー。SFでは北ゲートなんて概念もなく、普通に場内道路を下って東ゲートから退場。
東名の渋滞が始まっていたので、下道246を選択。いえーい、すいてるー、と思ったら、わたしの大嫌いな「人間性を試される交差点」で渋滞にはまってしまった。ううーん、人間性を試されてるわー(;´・ω・)
人間性を試される交差点を回避できる裏道使っちゃえばよかったー。FSW場内があまりにもガラガラだったから、つい油断したー。これ書いとくのも次回の自分への戒め。
でも、そこのポイントをクリアしたら246は割とスムーズであった。世の中3連休の中日だったけど、東名はお約束で死んでたが、国道は優しかったな。下道だけで買い物の立ち寄りも含めて3時間程度で帰宅。お疲れ様でしたー。