2024年 SUPER GT 第2戦FSW 観戦記

今年初めての富士スピードウェイでのビッグレース、SUPER GT 第2戦の観戦に行ってきた。

去年は仕事の関係で観戦にこぎつけるまでが大変だったが、今年は3月に仕事を辞め無職の状態なので、キャンプの準備やらなんやら、非常に楽だった。とっても心穏やかに富士スピードウェイに向かえたぜ。

5月2日に前のり

今年のゲートオープンも前日、5月2日に設定されたので、前のりするよー。

去年のゲートオープンが16時(1時間前倒しとなって実際のゲートオープンは15時)だったのに対して、今年のスケジュールは18時オープン。1時間早まって実際は17時ってとこかな?

コロナ禍あけて観客数がすごいことになる予感。ってことで少し早めの14時到着を目指して、自宅を12時に出発。

するといきなり圏央道の事故渋滞情報が。最寄りICからのるとがっつりはまるので、そのポイントだけ回避して、厚木PAのスマートICから。以降の圏央道-東名はスムーズ。

しかし忘れ物発覚。ヘッドライト。入場時間の関係で万が一暗い中でのキャンプ設営になった場合と、動作不良などでランタンが使えなかったときのために、いつもヘッドライトを持ってきているのだが、それを忘れたことに気づき、御殿場のスウェンに寄って購入。

モンベルの単4形電池3本を使うパワーヘッドランプ。持ってる灯火類が全部充電式のやつなんで、1つ電池式のも欲しいと思っていたのでちょうど良い。

コンビニも寄って富士スピードウェイ到着が14時ちょい過ぎ。P22待機駐車場は5列目。

ゲートオープンまで数時間。BRZでの軟禁はつらいので、チェアとテーブル、コンビニ弁当持って東ゲート前へ。ここでのんびり待ちましょー。

と思ったら、18時ゲートオープン予定が2時間半も早まった15時半に前倒しオープンのアナウンスが。ゲート前で昼ご飯食べて、なんならちょっとウトウトしてと思ってたのに、慌てて撤収!撤収―。クルマ戻ってスタンバイ。

キャンプ設営

入場もスムーズだった。15時半ゲートオープンで、15時45分にはゲートをくぐっていた。場内一通なので、P7方面をぐるっとまわって。13コーナー外側Pエリアで荷下ろししている人、ご苦労様です(→富士スピードウェイ13コーナー外側駐車場についての提言)。

マルチコース指定駐車場に到着、駐車し、キャンプ道具を持ってジムカーナコースの更に上の芝生エリアまで登る。いつもは抽選でジムカーナを希望するのだけど、今年は駐車券付きアニュパスを購入したので、その割当て駐車場がマルチコースだから、けっこうな坂を上らなくてはいけないのも仕方ない。

マルチコースからだと、グランドスタンド近くの芝生エリアがキャンプ設営地として人気だけれど、あまり広くないので、うちのドームテント+ヘキサタープのスタイルだと場所をとってしまって悪いし。

あと、となり近所ぎゅうぎゅうのスペースでキャンプするのも嫌いなので、BBQで炭火も熾すし、ちょっと労力割いても人が少ない場所がいいのだ。

うし
うし

写真に写ってるうちのキャンプギアを紹介するよ。

タープ → コールマンヘキサライトII
テント → コールマンBCクロスドーム270
チェア → ヘリノックス タクティカルサンセットチェア
クーラーBOX → ダイワライトトランクⅣ SU2000R

無理せず2人でのんびり3往復して、17時半ごろには設営完了。

この時間でもマルチコースもジムカーナも車がらがら。8月のGTでももう少し多かろうに。もっとすごいことになると思ったのだけど、読みがはずれたなー。

先月のF1でみんなもうお腹いっぱいになっちゃった?今はGTよりもSUPER FORMULAのジダイ?

前のり宴と夜のサーキット散歩

設営が終わった頃、柴犬ルリちゃんがわざわざサイトまでやってきてくれました!!デレ柴してくれるルリちゃん、かわいーのよー!写真撮らせてもらえばよかったー!もみもみ接待に夢中で気が回らなかったわー。

そんなルリちゃん、昨年、ほぼ緊急手術となる大病を患ったとのこと。それを乗り越えて、会ったときはすっかり元気になってて良かったー。モタスポ犬として、これからもサーキットに通ってねー。

ルリちゃんもふもふ堪能後、明るさがあるうちに軽くサーキット散歩。

そして前のり宴。予選日夜は炭を熾してBBQをするのだが、前のり日はいつもコンビニで見繕った肴で、部屋飲みのような宴を開いている。

しかし今年は無職中で時間がとれたので、煮卵、切干大根キムチ、ペペロン枝豆など副菜の準備と、シングルバーナーで軽く調理するだけで食べられる惣菜も用意して、過去イチ豊かな前のり宴となったわ。

気温は、夜はやっぱり下がってはきたけど、去年、一昨年と比べたらぬるめ。半年ぶりのキャンプ酒がうまくて飲み過ぎちゃう。

飲んだあともテンションあがって、夜のサーキット散歩ロングバージョン。仕事辞めてから健康回復と体力作りに励んできた成果か、けっこう飲んだけど元気だぞ。

22時過ぎてもガラガラのマルチコース指定駐車場。戦場を前にした静けさに包まれるグラスタ裏。オートバックス50周年記念ジャックされた地下通路。

アドバンコーナーとダンロップコーナー内側。コースサイドにはテントがびっしり。お泊りの人もそうでない人も。

せめてそこでキャンプ泊するのであればまあ良かろう。しかし、日差しを遮るだけの簡易テントの割合も多い。予選や決勝をここで過ごそうという腹積もりだと思うが、こういったテントでの場所取りをされると、非常にコースが観辛くなって迷惑なのよね。

アドバンコーナーやコカ・コーラコーナー付近は、一部エリアをテント禁止としてあるが、できれば上から1~2段目は全面禁止にしてもらえると助かる。ダンロップや最終コーナー付近もね。

13コーナー外側から最終コーナー外側にかけての芝生エリアは、ぱっと見、昔のままの雰囲気。そうそう、この雰囲気、大好きだったんだよね。またここでのんびりキャンプしたいなぁ。

変わらずここでキャンプ張ってる人たちの根性がすごい。えらい。

しかし、変わらぬ賑わいは水場周辺のみ。少し上にあがってしまえばこの閑散さ。5月のGTなんて、この広い芝生エリア一面にテントがぎっしりだったのに。

妙なテンションで夜間にぐるっと歩いてしまった。そのせいでテントに戻って寝入りっぱなはちょっと暑いくらい。で、寝袋ぴっちりしなかったら、案の定朝方めっちゃ寒かった。でも今年は油断しなかったので、寒さで寝れなかったということはなかった。のだが、今度は逆に日が昇ったあと、6時くらいからテントの中が暑くなって寝てられなかった。ホント、富士の麓の寒暖差は毎回やっかいだねぇ。

予選日の朝

設営・撤収がない分、予選日朝はだらだらしがちなのだけど、doaの新しいF4テーマ曲聴きたくて、早めに行動。ジムカーナ周辺は電波も悪けりゃ場内放送も聞こえんのでね。

テーマ曲は爽やか系だね。去年のウィンターライブで披露されたやつかな?音楽センスゼロなので、1回聴いただけで曲覚えるとかムリ。

WILD BEASTは短かったねー。HEROが長くて馴染み過ぎちゃってて、もう少ししたらWILD BEASTもようやく馴染んでくるかなーってところだったのに。

60号車LMcorsaスープラをドライブする吉本大樹がボーカルを勤めるdoaの楽曲。今年からFIA-F4選手権のテーマソングとなった「Believe In Yourself」がYouTubeでも聞けるのでちぇけらっ。

さて、F4はこの朝の予選も観たし、お昼の決勝も観たけど、もろもろ問題発生してるの気づかなかったなぁ。まあ、昼はビール飲んでほろ酔いでうとうとしながら観てたし、翌日の決勝は絶賛撤収作業中で、あれ?車少なくね?というのを目の当たりにしてなかったしな。

FIA-F4選手権の事件・問題は、今年からトムスが供給しているエンジントラブルに起因しているもの。話すと長いので気になる方は調べてみてねっ☆彡

さて、GTの公式練習はAコーナーで。

ちょうどこの時間、モビリタに駐車した車に朝日が反射してて、流すと光の束ができて、ライトスピードでワープしてく絵みたいになる。

この日は快晴。爽やかで、これぞ五月晴れ。レースウィークは始まったばかり。まさにこのツイート↓の一言に尽きる。幸福感に包まれた時間であった。

予選日の昼

よーせんびーは場内泊で酒が飲めるぞー♪酒が飲める飲めるぞ♪酒が飲めるぞー♪

ってことで、屋台グルメでカンパーイ♪
まずはターキーレッグ。これ好きなんだけど、もう10年以上夢の国も大阪の現(うつつ)の国も行ってないから、FSWで食べられるの嬉しい。

常設店、テント屋台と、最近キッチンカーも増えてきて、食べたいもの色々選べるのも嬉しいね。とは言え、決勝日のピークタイムはどこも長蛇の列になってしまうのだけど・・・。

自席でビールあおりながらピットウォークを眺める。

駐車場を見ると、前のり日のジムカーナもマルチコースもガラガラで、予選日の朝もまだまだ空いていたのだけれど、ピットウォークの列も今日はびっくりするくらい短かった。3月の公式テストの時のほうが長かったぞ。

いつもピットレーンが人でぎちぎちだけど、今日はちょっと人権ある感じね。とは言え、ポルシェゲートから入ってすぐがスバルピットで、信者たちがたまっちゃっていきなりボトルネック作っちゃってごめんなさい(;´▽`A“

合算タイム予選

さー、予選!今シーズンから新方式になった合算タイム予選。春の公式テストで観ているが、初の本番現地観戦はどうなるか!?

なーんて盛り上げるような言い回しをしてみたものの、新方式、全然わくわくしないんだよねー。

直感で順位がわかりにくいから、Q2で一番盛り上がるPP獲得の瞬間に、どうにも間抜けなワンテンポが入ってしまう。

世の流れを鑑みれば、1セットのタイヤで予選~決勝スタートまでをおこなうというのはまあわかる。各ドライバーには新品タイヤを履かせてあげたいし、そこから繰り広げられるコンマ1秒を削りあうガチンコのアタックを観たいのは山々だが、そこは飲み込む。

ノックアウトによって1人のドライバーしか走れないというのをなくし、2人とも走れるようにするという案も賛成だ。

しかし合算はいただけない。特にGT300は1セッションで全台走行が難しいので、A・B二組に分かれてQ1を行うが、先に走るのと後に走るのでは路面コンディションによるタイムアドバンテージの損得があり、不公平感が大きい。

GT300の先後での損得について詳しくはこちら→「GT300新方式予選の不公平

GT300に関してはタイム合算はせず、通常のQ1A・Bノックアウトと、Q2をおこない、加えてノックアウト勢だけで順位を決めるQ1.5みたいなのをすれば良いのではないかと思う。

GT500は同一セッションで全台走らせるので、タイム合算方式でも不公平感は出ないが、サーキットによってはトラフィック大変そう。まあ、条件一緒だからいっか。

PP獲得の瞬間が直感でわかりにくいってのは、オーディエンスが慣れていくしかないのか?まぢで?

まあ、そんな感じの予選を現地観戦したわけだが、うーん、やっぱり盛り上がりきらないねー。PP獲得の瞬間の、どうだ?!どうだ!?きたっ!!決まった!!場内どっと沸く!!という爆発力?瞬発力?が足りない。

スバルドライバートークショー

予選のあとはスバルブースでドライバートークショー。コロナ禍で途絶えていたイベントなので、とっても久々。なつかしー。5年ぶりだそうだ。

そろそろファンミも復活してくれたら嬉しいなー。

このトークショーでも予選新方式は、ドライバー2人に大不評。つまんないよねーって。

あとBoP、山ちゃん不満たらたら。ファンだって不満たらたらっすわ。びーおーぴーひどい。GT3勢はGT3勢でそれぞれ不満があるようだし、他のJAF車両チームも納得いってないって声は聞こえるが、毎回毎回BRZに厳しすぎません?とスバルファンは思ってしまうよ。

与えられた条件、苦境をはねのけて戦って勝つのはもちろん最高にかっこいいけれど、スバルはもちっとロビー活動をがんばってみてもいいのでは?応援団に政治家のせんせーもいることだし・・・。接待船釣りとかしてみたらどうだろう(笑)。

やっぱりこういうドライバーの声を生で聞ける機会はいいなぁ。集まるスバルファンの熱さも相変わらずすごいし。刺激になる楽しい時間でした。

笑う門には福来る!!

BBQ

さー、予選日恒例のBBQよー。まあ、バーベキューというよりは、うちは卓上じゅーじゅー焼肉スタイルなのだけど。

18時半ごろから炭熾し開始。熾し始めから、炭が熾火になって肉を焼き始められるまで、だいだい30分はかかる。慣れと、事前に着火しやすい消し炭を用意しておいてもそのくらいはかかる。慣れない頃や、炭の状態が悪いときなどは、かなり時間がかかって途方にくれたことも。

この日も19時ごろからじゅーじゅー開始。だらだら飲んで食べて、22時頃におひらき。

今日は軽く夜のサーキット散歩行って、グラスタで身支度ととのえて就寝。

撤収

2日目の夜は前日よりも更に楽な気温で、ぐっすりよく眠れた、が、朝日が燦々と降り注ぎはじめるともう6時にはテントの中が暑くなって起き出してしまう。

裏地が黒いダークルーム仕様とかどうなんだろう?明るくても寝られるので、暗さはそう求めていないが、太陽が昇ってもテント内の気温上昇が抑えられるのであれば、睡眠時間が伸ばせていいのだけどな。

サイトでカップ麺朝飯&コーヒーでのんびりしたあと、撤収開始。10時15分には車への積み込みも完了!!

設営はテントとタープをたてて、テーブル&チェアを用意したくらいで設営完了と言っていて、これなら正味30分程度。だが、撤収はテントの中の寝袋やら何やらの片づけ、ダイニングツールの片づけ、テント、タープをたたむのも地味に時間かかる。で、ざっと設営の倍、60分近くはかかっている。撤収めんどうくさい・・・。

決勝日

決勝日も最高のお天気!

前のり日も予選日も、なんだか人少なめで拍子抜けしてたけど、決勝日はここ数年で1番の観客数では?!という混みよう。

11時10分からのドライバーアピアランスに間に合うよう、ピットウォークがおこなわれているタイミングで、昼食を確保しておこうと、お気に入りのキッチンカー、ロケットチキンさんへ。

みなさんタイミングをよくわかっているようで、お昼には少し早いこの時間で、既にどこのお店も長蛇の列。そして味とコスパの良さを知ってリピーターになった方も多いのか、ロケットチキンは更になが~い列。待ちますけどね。購入まで時間かかっても大丈夫なようにこのタイミングで動いてるんで。

なんとかドラアピには間に合った。自席でもぐもぐ食べていると、いきなりスバルの紹介。富士ではピット位置の関係で、スバルはいつも初っ端登場が多い。ごはん食べながらも応援旗は振るよー(笑)。

ドラアピのあとはDJ登場?!なにやらDJ KOOさんと、荻野目洋子さんのスペシャルライブとのこと。

イベント広場では今までもライブイベントはあったけれど、サーキットコース側でこのタイミングでの試みは初めて見る。F1やWECで、海外のサーキットではDJやライブは当たり前みたいなイベントらしいが、日本ではまだあまりなじみがない。

GTAだったり各サーキットだったりが、色々盛り上げていこうと一生懸命なのだろう。とは言え、目の前で繰り広げられるDJイベントを、どうノッていいのか、どう過ごしていいのか、席が目の前過ぎただけに、微妙に気まずい時間を過ごしたわ(;´∀`)

各車コースイン。オーウェンのグリッド紹介。やっぱりこれよ。GT富士で一番高ぶるのはこの瞬間よ。

パレードラップからのフォーメーションラップ。そしてレーススタート!!

レーススタートは固唾をのんで見守ってしまうので画像なし。

GT500はいきなりトップ入れ替わり、GT300も細かな順位の変動はあったものの、大きな混乱やクラッシュはなく落ち着いたスタート。

スタートから10周ほどでグラスタをあとにする。せっかく晴天の下のたっぷり3時間レース。コースサイドあちこち歩きまわろう。

まずはAコーナー(コカ・コーラコーナー)。ここは第2コーナー出口から100R進入まで広く見渡せるエリア。

ホームストレートから第1コーナーに飛び込むところがパッシングポイントになっているので、ラジオ聴きながら、仕掛けるクルマがいれば第2コーナーに注目。

オーバーテイクは成功したか?はたまた守ったか?!その後イン・アウトが逆になるAコーナーではどうか?守れるか?抜き返されるか?そんな攻防が生で観られる良いポイント。

このときはちょうど、#17塚越vs#23千代で、千代選手のオーバーテイクも目の前で観られたし。

しかし、写真を撮るにはちょっと難しいポイントでもある。制動と加速がある場所だから、流し撮りするのが難しめというのもあるが、撮影ポイントに入るのが大変なのだ。

5月のGTでは観客数が多い。とにかく人が多い。人垣が何重にも出来ていて、ただでさえも撮影ポイントに入り難いのに、ここ数年テントも増えてきてしまい、コースを狙えるポイントが更に少なくなってしまっているのだ。

一応、富士スピードウェイでもテント設置禁止区域を作ってくれてはいるが、焼け石に水状態ではある。

そんな中、今回も撮影はすべて旦那さん。頑張ってるなー。とは言え、1/8秒とかで流し撮りしてて、めっちゃ打率悪いのやめて欲しい。いくら熱田さんがスローシャッターの失敗を恐れるなと言ったからって。記事書くとき、〇号車の写真欲しいなーと思っても使えないのばっかりだったり。とりあえず1/80秒とかで一通り押さえてからチャレンジして欲しい・・・。

Aコーナーから100Rに抜ける林の中の道。ここ、富士スピードウェイの中ではコースにかなり近い場所で、しかもスピードにのっているポイントだから迫力があって好き。

近いし速いしで、ここも撮影は難しいとこだとは思うけど、フェンスと土手の高さの違いで、ばしっと決まれば普通にフェンス無しで撮れるの良き。

100R内側は、テント多いし、がっつりフェンスかかるし、スピードレンジ高いし、くるくるしてると目が回るしで、写真撮影には向かないので通り抜けだけ。

アドバンコーナーでちょぼちょぼ。グラスタからの行き来がしやすいので、アドバンコーナーも人気のポイントではあるけど、あんまりおもしろくないんだよねー。ここもテント多いしねー。

ってことで、滞在時間短めでサクッと最終コーナーに移動。

最終コーナーも、なにごと~~~っ!?と言うくらいテントが増えてるーーーっ!!!

ここ、どこの駐車場からも遠いから荷物運ぶの大変だし、簡易トイレしかないし、キャンプするにはなかなかハードルの高いエリアなんだけど、年々テント増えてきてて、今年はえらいことになってた。

最終コーナーも撮影ポイントとして人気だから、これは多くの趣味カメラマンが苦労しただろうねぇ。

この最終コーナーも大のお気に入りポイント。もともとは山ちゃん(BRZ)が最終コーナーでのオーバーテイクを得意としてて、それを生で観られるのが嬉しかったのだけど、ここでの各車の挙動や駆け引き観るのも面白いのよ。

土手の一番上のフェンス沿いから俯瞰する。スープラコーナー立ち上がり、短いストレートを挟んで、ラインの自由度の高い最終コーナー進入。ブロック重視?立ち上がり重視?振り向けばフェンス越しにホームストレート立ち上がり加速、オーバーテイクが成功したかどうかまで見届けられる。

ちなみに、最近の山ちゃんは13コーナーでのオーバーテイクも多い。対GT3となると、最終コーナーで前に出ても、ストレートスピードが違い過ぎてすぐにホームストレートで抜き返されてしまうから、2つ前の13コーナーでオーバーテイク、スープラコーナーと最終コーナーでギャップを稼いで、ホームストレート1本分堪えてようやく、富士のBRZのオーバーテイクは完了するとも言える。

なので、13コーナーでも観戦したい気持ちはあるのだが、あそこは移動に時間がかかるから、3時間でもちょっときつい。また500マイルやってくれないかなー。

レース終盤。各車順位争いが熾烈になってくるし、3時間レースの終盤ともなるとトラブルの出る車両も出てくる。

3位を争ってずっと抜きつ抜かれつのバトルを魅せてくれていた#8、#17だが、残り9分を切ったところで、3位走行中の8号車がギヤトラブル?でガレージイン。

そして残り1分でスバルBRZにもトラブルが。燃料が足りなかったようでスプラッシュのピットイン。7位走行中だったが10位に順位を落とす。

が、ファイナルラップで結局ガス欠。スプラッシュできちんと燃料が入れられていなかった様子。フィニッシュラインまでたどり着けず、チェッカーを受けることができなかった・・・。

これはBRZが受けているBoP、燃料ポンプのリストリクターが関連したミスだろう。ピット作業中の給油に使う燃料ポンプの径が絞られ、ただでさえも燃費に苦労しているBRZの給油時間が、強制的に更に長くさせられる。コンマ1秒でも早く送り出したいピット、メカニックの心情を考えれば・・・、というところである。

最終コーナー立ち上がってガス欠、スロー走行の瞬間、目の前だった。2020年GT最終戦の平川以来の目の前でのスロー・・・。

最終コーナーで全車に手を振って見送る。勝者には拍手を。FROもオフィシャルカーも見送る。お疲れ様でした。

それからゆっくりとグラスタに戻る。スバルが表彰台獲得したときは、こっからダッシュ。アドバン経由だと混んで時間がかかるから、フジツボゲートくぐって上り坂も自力で急いで戻るのだけど、今回は失意の足どりで、アドバンからエスカレーター使って戻ったわ。

グラスタに戻ると、表彰台前のコース上に人がびっしり!人!人!人!こんなにギチギチな状態は初めて見るかも。やっぱり入場者数多かったんだねー。

うちらも降りよー。と思ったら、最寄りの降り口の列がすんごいことに。しかも全然進まない。

今回は3か所の入場口が用意されていた。フィニッシュライン近くに1か所、スタートライン近くに1か所、第1コーナー手前に1か所。フィニッシュライン近くはすぐ前が表彰台で人がたまってしまっているため、非常に流れが悪くなっているようだ。で、スタートライン近くの降り口に行ってみると、列は全然短かったのだけど、今度はコース上から戻って来る人の列が途切れず、全然入場する人が進めない状態。

ってことで、いつもの一番間口が大きい第1コーナー手前のゲートから入場した。こちらは待ち時間なし。

コース上に整列した戦い終わったGTカーを愛でながら、人の流れにもまれつつ、一番端にとめられたBRZまでたどり着く。

今回は初の試みのようで、コースの先にシャトルバスがとまっていた。シャトル利用者は階段上ってイベント広場の乗り場まで行かずとも、ここからそのまま乗っていけるのは良いサービスね。

でもうちは来た道を戻って更に先に。大好きなコースウォークへGO!

今日の富士山も美しゅうございました。

今回これも初めてだったのだが、いつものアドバンコーナー先の出口ではなく、手前の100R途中でコースから出された。

ここからどうやってグラスタまで戻ろうか、と思ってたらシャトルバスがちょうど来たので、P5バス停から乗車。家路を急ぐ気はさらさらないので、場内渋滞を堪能?しながら、バスのシートでのんびり休憩。4時間半ぶりに座ったー(;´Д`)

グラスタに戻ると、GT500は既に車両保管解除され、みなもう引き取られたあとだった。が、GT300は最終リザルトの協議が難航しているようで、まったく解除される気配なし。2位に入った56号車リアライズが、レース中他車と接触あったのが審議されているのではなかろうかと。

まだまだ場内渋滞も、周辺道路渋滞も酷そうなので、遅くまで営業していてくれたママズキッチンさんでカレーを買って、空腹を満たしつつ状況をゆっくり見守ることに。

5月GWのGTの混みようはいつもすごい。ご帰宅レーシング参戦中の方のコメントを追うと、駐車場から出るのに1時間、更にゲートまで1時間かかったなんて話も。心に余裕があるのなら、少し場内で休憩を取ってから帰ったほうが、心身ともに楽だと思う・・・。

20時少し前、ようやくGT300の車両保管解除が出た模様。メカさんたちが続々と我が子のお迎えに出てきます。

しかし、GT300の最終リザルトが発表されない。1位の88号車と3位の52号車は車検場から戻ってきたけど、件の56号車がまだ戻らない。これは本当に#56がペナルティ受けて順位が変わってしまうのか・・・?!

と心配していたら、20時半ごろに車検場のシャッターが開いた!#56が戻ってくる。最終リザルトも発表された!リアライズ無事でした。2位確定!よかったねー。

ピットレーンにトランポが入り、各チーム着々と撤収が進む。さー、場内渋滞も解消されたっぽいし、うちらもそろそろ帰りましょー。

21時半。FSWをあとにし、箱根越え-小田厚-圏央道で帰宅。23時45分には帰宅。うん、2時間ちょっとで帰れるんだったら、やっぱり場内でゆっくりして、時間をずらして帰るのが正解だと思う。

楽しい3日間でしたー。

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