真っ二つに破れたコールマンXPヘキサタープ

初キャンプで購入したコールマンXPヘキサタープ。テントやグリルなど、ツールの買い替えが進む中、最古参となった大変お世話になったタープがこの度、大往生を果たした。

事件は2021年 SUPER GT 最終戦。そう、スバルBRZのチャンピオンがかかったレースウィークに起こった。

富士スピードウェイではよくあることだが、この日も風が強かった。いつものように朝一で最終コーナー外側の芝生エリアにテントとタープを建て、サーキット場内のイベントや物販を回り、予選を観て、夕方キャンプサイトに戻ると、コールマンXPヘキサタープがものの見事に真っ二つになっていた。

サイトに戻るとき、タープが倒れているのが見えたので、あれ?ペグ抜けしちゃったか?と思ったら、幕が真ん中からバリバリバリバリってな感じで破れて真っ二つ。見た時にはまず笑ったね。すげぇっ!って(笑)

とりあえずその夜は雨は降らなかったが、強風でなにも風よけがない寒い中、過酷なBBQと相成りましたわ。あと青空駐車場よろしく屋根なし星空サイトとなったテーブルやチェア、その他のツールは翌朝、露でびっしょびしょに濡れてた。タープのありがたさを実感したよ・・・。

ちなみに、ご近所さんでチャムスのタープを張っていた方がいたんだけど、うちの惨状を見て慌てて畳んだのか、チャムスタープもご臨終なさってしまったのか、わたしが帰った時にはなくなっていたな。

ってこの記事を見て、え?コールマンXPヘキサって粗悪品?と思われたら困るので語らせてくれ。如何にコールマンXPヘキサタープが素晴らしく、お気に入りのギアだったのかを。ここで偲ばせてくれ。

コールマンXP(クロスポール)ヘキサタープは名前の通り、クロスしたポールで設営する設計のヘキサタープ。

2014年に SUPER GT 第2戦 富士スピードウェイを現地観戦に行くぞー!と決めたはいいが、周辺の宿に空きはなし。我が家からは片道70kmなので通える距離ではあるのだが、時はゴールデンウィーク真っただ中。行きも帰りも(1日目)行きも帰りも(2日目)大渋滞にはまるのは目に見えている。そこで、よしっ!場内キャンプをしよう!!と初めてそろえたキャンプ道具のうちの一つだった。

それから8年、強風や大雨に見舞われたことは何度もあった。そんな中でも炭をおこして、持ってきた食材を無駄にすることなくBBQできたのは、コールマンXPヘキサのおかげだ。

コールマンXPヘキサタープのメリット、デメリット、サイズ感、設営の仕方など詳しいことは、2015年に書いた記事「Coleman(コールマン)XPヘキサタープS」をどうぞ。

ソロキャンで雨の時には、テントをタープの下に設営するスタイルもやった。

浜辺でデイキャンの時にはムササビっぽくも張った。

そしてなにより、主にキャンプをしている富士山の麓、富士スピードウェイでは風が強いことが多かったし、台風もあったし、強風と大雨もあった。

横須賀のうみかぜ公園でデイキャンしたときも強風だったな。

こんなハードに8年も使い倒せたのは、やっぱりコールマンの信頼性の高さを証明してると思う。

しかも嬉しいことに、破れてしまった幕の部分だけをパーツとして購入できるのも、メンテやアフターフォローに力を入れてるコールマンのありがたいポイント。

XPのポールの部分はまだ普通に使えるので、一式そろった製品を新しく買うよりも、幕だけを買い足したほうが安く済む。長く使って愛着も馴染みもあるから、パーツ交換やメンテナンスで使い続けることができるのも嬉しい。

ちょっと他のタープも試してみたいので、すぐにこのパーツを購入するかはわからないが、他のも使って、やっぱりXPヘキサだねっ!となったら間違いなく購入すると思う。

苦楽をともにしたコールマンXPヘキサタープ、長い間ありがとう。

ちなみに、XPヘキサが予選日に大往生してくれたのが厄落としになったのか、翌日の決勝でスバルは念願のチャンピオン獲得ができた。ほんと、ありがとう。

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